オッドアイ少女の泡沫

第169話 悪魔の丸呑みトイレ ページ43

今日も今日とて探偵団！アキノリの部屋の前に着いたけど…

影オロチ｢主！｣

ヒカリ｢瑞希！｣

瑞希｢あれ？影オロチにヒカリオロチ、どうしたの？｣

影オロチとヒカリオロチはドアの前で待ち伏せ。

影オロチ｢主に話がある｣

瑞希｢探偵団じゃダメなの？｣

ヒカリ｢ちょっとね！｣

暫く考える。そして、ある事を思い出す。

ーー悪魔の丸呑みトイレ…オロチか…

瑞希｢…分かった｣

影オロチ｢すまない｣

瑞希｢別にいいよ！｣

ヒカリ｢それじゃあ、こっちに来て！｣

僕は、影オロチ達について行く。

紫姫(いいの？)

瑞希(うん！)

紫姫(貴女の選択…信じるわね)

瑞希(ありがとう)
ーーー
瑞希｢ここは？｣

着いたのは、おおもり山の神社。

影オロチ｢おおもり山のおおもり神社だ｣

ヒカリ｢俺達は、ここから繋がる妖魔界に住んでるんだぜ！｣

瑞希｢へぇ、それで、僕を呼び出した理由は？｣

影オロチ｢それはな ヒカリ｢実はね！あいつが帰ってくるんだよ！｣落ち着け…｣

瑞希｢あいつ…あっ！もしかして、オロチ？｣

ヒカリ｢そうそう！｣

影オロチ｢やっとこの街に戻って来たな｣

瑞希｢そうだね！｣

ヒカリ｢あいつ、変わってるのかな？｣

影オロチ｢それは分からないが、妖気は少し変わっていた｣

瑞希｢へぇ、それじゃあ近頃会えるよね｣

影オロチ｢そうだな｣

ヒカリ｢あーあ！早く会いたいよ！｣

瑞希｢何で会わないの？｣

影オロチ｢それはだn 『プルルル！』｣

瑞希｢あ、ごめん！僕のだ！｣

僕は、急いで携帯を取り出して電話に出る。

瑞希｢もしもし？｣

拓也『姉ちゃん！大変な事になったんだ！』

瑞希｢どうした？｣

拓也の焦る声に僕は声色を変える。影オロチ達も何か気付いたのかこちらを見る。

拓也『ケースケの友達のタンクとコーチが悪魔の丸呑みトイレにやられた！』

瑞希｢悪魔の丸呑みトイレ…あ！あれか！で、これからどうするの？｣

拓也『それで、これから地下水道に向かう。タンクとコーチを攫った者がそこに居る』

瑞希｢わかった！今すぐ向かう！｣

僕は、電話切って影オロチ達を見る。

影オロチ｢何かあったのか？｣

瑞希｢ケースケの友達、タンク君とコーチ君が悪魔の丸呑みトイレに攫われた｣

ヒカリ｢なに?!場所は分かるか？｣

瑞希｢うん！地下水道だよ！行こう！｣

影オロチ｢そうまだな！｣

僕達は急いで地下水道へ向かう。

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