第148話 今日の出来事 ページ17
夜、姫に呼ばれたからハルヤの家に居る。
島之内「ハルヤ様、本当に姫が探しているという『伝説の男』を探すというのですか?」
ハルヤ「当たり前だ、それが姫の申し出だからな」
姫「早くしてよね。じゃないと、貴方を食べちゃうか・も」
島之内「なっ!」
姫「冗談よ。それに、前にも言ったでしょ?私は人間の…何脱いでるの?」
ハルヤ「はっ!姫が召し上がりやすいようにと!」
紫姫(酒呑童子…馬鹿なの?)
瑞希「先生…貴方も大変だね」
僕は、ポンッと洞潔の肩を叩く。
島之内「貴女が姫の姉になると聞いて安心しましたよ」
瑞希「あはは…。ハルヤ」
ハルヤ「何?」
瑞希「無理のない範囲で探してね」
ハルヤ「ありがとう」
姫「あー、やっぱり瑞希は可愛いわー」
瑞希「そう言って、私に抱き着くのやめて貰えるとすっごく嬉しい」
現在、姫に後ろ抱きされてます。
姫「あら?何でダメなの?」
瑞希「昨日のことで少し疲れがある」
姫「何があったの?」
瑞希「羅仙の欠片がトウマの中に残ってたからそれの駆除」
洞潔「羅仙の欠片?」
姫「羅仙?あー、彼奴ね。それで?彼奴がどうしたの?」
瑞希「んーとね、姫にも分かりやすく言うと、僕がこの街に引っ越してきた時、その時丁度羅仙が蘇ったの。それで、その時はまだ紫姫の存在に気付いてなかったから普通の人間で、鬼まろに取り憑かれた人達から逃げてた」
姫「それは、災難だったわね」
瑞希「あはは( ・∇・)。それで、まぁ、なんやかんやあって、トウマが不動明王になって羅仙を倒したまでは良かった。その後、羅仙はトウマを道連れにトウマの心臓に棘をさした」
姫「それでよく生きているわね…」
瑞希「ううん、最初は死んでいたの。でもね、鬼まろのオグ、トグ、モグが、トウマの心臓に刺してる棘を消し、トウマを助けたんだ」
姫「それじゃあ、羅仙の欠片はあの時消し切れなかったやつなのね」
瑞希「そゆこと。それで、昨日は羅仙の欠片から生まれた迦毘羅と戦った…。正直、雑魚い…」
姫「そりゃあ、そうね。だって、羅仙の欠片でしょ?お姉ちゃんなら妖術を使わなくても倒れるよ」
瑞希「まじかー、紫姫ってどれだけ強いんだよ」
姫「紫姫?」
瑞希「あ、君のお姉ちゃんだよ。名前が分からなかったから紫姫って言う名前を付けたの」
姫「ふーん…
ねぇ、私にも付けてよ」
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極・吹雪姫 - 続編でコメント待ってますわ(もうコメしたので)← (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - にゃ・・///にゃるほど///面白い//・・にゃ/// (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - スイジュ>いやぎりぎりですわwちなみに・・落ち誰???←まだ途中までしか見てない(番外編69 にゃ!) (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - てかトウマの『・・・にゃ』が地味につぼったけどwwwぷえwwwちょっwww (2019年5月9日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 極・吹雪姫さん» 大丈夫ですか? (2019年5月9日 20時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スイジュ | 作成日時:2018年10月10日 0時