第49話 お父さんとの過去 ページ50
お母さん｢こっちに来ないでよ！｣
そう言って、お母さんは私を殴る。
幼瑞希｢ご、ごめんなさい…｣
お父さん｢おい！そんな言い方はしなくても無いんじゃないか！｣
そう言って、お父さんは私を庇う。
お母さん｢うるさい！うるさい！私、今日は帰って来ないからね！｣
そう言って、お母さんは乱暴にドアを閉めて外に出る。
幼瑞希｢お父さん…｣
お父さん｢瑞希、大丈夫だよ｣
そう言って、お父さんは私を抱き締めてくれる。落ち着く煙草の匂い…。
幼瑞希｢お父さん、私は大丈夫だよ｣
お父さん｢そうか｣
私がお父さんに笑いかけるとお父さんもつられて笑う。
お父さん｢あ、そうだ！今日は瑞希の誕生日だろ？はい｣
そう言って、お父さんは僕に星の形をした何かを差し出す。
幼瑞希｢これは？｣
お父さん｢これはな、ネックレスって言うだ｣
幼瑞希｢ネックレス？｣
お父さん｢あぁ、そうだ。これはな、首にかける物だよ｣
お父さんは私の首にネックレスを掛ける。
幼瑞希｢わぁぁ！ありがとう！お父さん！｣
お父さん｢いいんだ。だってこれが初めて俺が瑞希にあげる誕生日プレゼントだからな｣
幼瑞希｢ふふ、お父さんだーい好き！｣
私はお父さんに抱き着く。そして、私はこれを肌身離さずに毎日付けてる。そして、数日後…
幼瑞希｢お父さん…？｣
そこには目を閉じて肌が白くなったお父さんが居た。
幼瑞希｢お父さん…ねぇ、お父さん起きてよ｣
私はお父さんを揺らす。それでも起きない。
｢星空 瑞希さん、貴女のお父さんはもう…｣
幼瑞希｢そん…な…｣
お父さんが目を覚まさないことを知る。頭を鈍器で殴られたような感覚がする。絶望だけが目の前に広がる。視界が真っ暗になる。
なんで…なんで…私の大切な人は皆は私の前から消えてくの？お爺ちゃんだって、殺されて…お父さんは事故で…。もう…いやぁ…。
私は暗闇に包まれる。
ーーーーーー
瑞希｢んぅ…｣
目を開けてみると、そこは白い天井。
瑞希｢あれ…ここは…？｣
保健室…？
すると、
ガラッ！
明日人｢瑞希！大丈夫か？｣
明日人君が入ってくる。
瑞希｢あ…すと…？｣
明日人｢そうだよ。瑞希、体はもう大丈夫？｣
瑞希｢うん…少しだるいけど大丈夫だよ｣
明日人｢そっか！それじゃあ、俺は皆に瑞希が目を覚ました事話してくるね！｣
やだ…また消えてく…
瑞希｢待って！｣
私は明日人の腕を掴む。
明日人｢え？瑞希？｣
瑞希｢お願い…私を1人にしないで…｣
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へそゴマ - 野坂くんの一人称俺じゃなくて僕です。ウザかったらごめんなさいm(._.)m (2022年12月28日 11時) (
レス) @page6 id: 3876e00d65 (このIDを非表示/違反報告)
水無月梅雨 - 私Go時代大好きなんです！剣城くんの菊一文字は神です！スイジュさん神です！ (2020年7月23日 14時) (レス) id: ef9a3021ff (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 猫宮さん» 私もGO時代好きですよー！アイビス愛用してますよー。それに私よりも神様の方は沢山いますから…… (2019年10月9日 23時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - アストライアの絵で気づいたけど、スイジュちゃんアイビスペイント使ってる？ (2019年10月9日 16時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 僕ね、イナイレはGO時代が好きで、前も言った黄名子ちゃんとか、ゼロヨンで速水くんとか、もうホント、サイコー、スイジュちゃん神だねぇー (2019年10月9日 16時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイジュ | 作成日時：2018年10月22日 23時
