第34話 一つの条件 ページ35
アツヤ｢はぁ…はぁ…待て！｣
瑞希｢まだ追いかけるつもり?!｣
もうアツヤはクタクタ。膝に手を付け肩で呼吸する。
瑞希｢あー！もうー！ほら！水！｣
僕はアツヤの所へ行って水とタオルを渡す。
瑞希｢はい！水！飲んでよ！｣
アツヤ｢…ちっ！ありがとよ！｣
そう言って、アツヤは僕から乱暴に水とタオルを取る。
瑞希｢全く…さっきサッカーの試合をやったのにまた走るからだよ！スタミナ切れ起こしてるじゃん！｣
アツヤ｢そういうお前はなんでスタミナが切れねぇんだよ…｣
瑞希｢僕も一応サッカーをやってるからね！｣
僕はエッヘンと威張る。
アツヤ｢はぁ?!お前、サッカー出来たのかよ！｣
瑞希｢出来るわ！舐めんな！｣
アツヤ｢必殺技出来んのかよ｣
瑞希｢もちのろんだよ！｣
アツヤ｢じゃあ今度俺と戦おうぜ！｣
瑞希｢んー…じゃあ1つ条件！｣
アツヤ｢…なんだよ｣
瑞希｢僕がサッカー出来ることを誰にも言わないで！｣
アツヤ｢…兄貴にもか？｣
瑞希｢うん！｣
アツヤ｢なんで？｣
瑞希｢サッカーやってる事バレたら面倒だから！｣
アツヤ｢そうかよ…｣
瑞希｢で、どうする？条件をのむ？のまない？｣
アツヤ｢…のむ！｣
瑞希｢りょーかい！そんじゃあ何時にする？｣
アツヤ｢そうだな…この後は？｣
瑞希｢んー、まぁ、一応オケかな？ちょっと待ってね！｣
僕はスマホをいじって、のりかちゃんにメールをする。
瑞希帰るの遅くなるよ!
瑞希｢これでよし！さぁ、行こ！｣
アツヤ｢おう！｣
瑞希｢あれ？なんでアツヤさんに追いかけられたんだ？｣←
アツヤ｢あれ？何だっけ？｣←
瑞希｢ま、いっか！｣←
アツヤ｢だな！｣←
僕達はなえちゃん達のところへ向かった。
瑞希｢なえちゃーん！｣
なえ｢あ、瑞希ちゃん！どこ行ってたん！心配したんやよ！｣
瑞希｢あはは、ごめんね！あ、この後なえちゃん達の所行っていい？｣
なえ｢ほんま?!ええよ！｣
瑞希｢ありがとう！｣
なえ｢そんじゃあ、行こうや！｣
そう言って、なえちゃんは僕の腕を引く。
瑞希｢分かったよ！｣
なえちゃんに引っ張られながら、走る。
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へそゴマ - 野坂くんの一人称俺じゃなくて僕です。ウザかったらごめんなさいm(._.)m (2022年12月28日 11時) (
レス) @page6 id: 3876e00d65 (このIDを非表示/違反報告)
水無月梅雨 - 私Go時代大好きなんです！剣城くんの菊一文字は神です！スイジュさん神です！ (2020年7月23日 14時) (レス) id: ef9a3021ff (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 猫宮さん» 私もGO時代好きですよー！アイビス愛用してますよー。それに私よりも神様の方は沢山いますから…… (2019年10月9日 23時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - アストライアの絵で気づいたけど、スイジュちゃんアイビスペイント使ってる？ (2019年10月9日 16時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 僕ね、イナイレはGO時代が好きで、前も言った黄名子ちゃんとか、ゼロヨンで速水くんとか、もうホント、サイコー、スイジュちゃん神だねぇー (2019年10月9日 16時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイジュ | 作成日時：2018年10月22日 23時
