平行三十九 ページ42
Noside
イナズマジャパンからのボール。
『俺にボールを』
彼女がそういうと…
｢神炎！｣
鬼道は彼女にボールを渡してくれた。
『さぁ、見せてあげる。“私のサッカー”を』
彼女はそう言ってどんどん上がる。
｢行かせない！｣
そう言って彼女は囲まれ、ボールを奪おうとしてくるけど…
『私はそんなに簡単にボールを取られないよ？』
彼女は高く舞って言った。
『出てきて【月の女神･瀬織津姫】』
彼女は別の化身、瀬織津姫を呼び出し…
『アームド』
瀬織津姫を纏う。彼女は美しい和服を纏う。
｢｢っ?!｣｣
『行くわよ？』
彼女はそう言って飛び上がる。
其の姿はまるで空を舞う輝夜姫のようだ。
一言で言えば雅を具現化したものだ。そして…
『『朧月』』
シュートをする。
ボールは朧げな形になって相手がボールを目に捉えた時にはもうボールはゴールに入っていた。
｢綺麗…｣
｢あれが…神炎さん…｣
｢女神見てぇだな…｣
｢なんなんだ…あれは…｣
｢綺麗な…お姫様…｣
其の姿は誰もが見惚れ息を呑む程の美しさだった。
｢ほほう…これが【泡沫の輝夜姫】の実力ですか｣
｢これも彼女のプレーの一つですね｣
｢えぇ！しかし、この状態の彼女は少し危険なので気をつけないと行けませんね｣
『ふふ…さぁ…君たちはどう出る？』
そう言って彼女は化身アームドを解きながら戻る。
皆、今の彼女からは目が離せなかった。
いや、離れなかった。
今の彼女はまるで前とは違う雰囲気がある。
そのせいで皆は彼女に釘付けだった。
『何の用？』
彼女がオーストラリアのキャプテン、サタン･コールの視線に気が付いて話しかける。
｢……お前、さっきと雰囲気違うな｣
『……“俺のプレー”はもう誰にも必要とされない。だから“私のプレー”をする』
｢お前の中にはもう一人のお前が居るのか？｣
『いない。人格は一人のみ』
｢そうか。もし二重人格だったら気をつけろよ？体が持たない時があるからな｣
『ありがとう。でも、それは貴方自身の事じゃないの？三重人格を持つサタン』
｢………｣
彼女は黙っているサタンを後にして戻る。
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イナイレ好き - 42話のもぐもぐの顔文字が可愛いです 更新頑張ってください (2020年3月31日 19時) (
レス) id: 573d988362 (このIDを非表示/違反報告)
リディア(プロフ) - 音原無次夏さん» なるほど…。ありがとうございます！ (2019年8月22日 0時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
音原無次夏(プロフ) - 返信遅くなり申し訳ありません。やはり、最後の〆にすると良いかと思います (2019年8月21日 23時) (レス) id: e1ca790df6 (このIDを非表示/違反報告)
リディア(プロフ) - 吹雪咲彩さん» あー…俺らイレブンに緑水ちゃんを参加させたので…すみません (2019年8月18日 16時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪咲彩 - スイジュさん！”小説最強イレブン集めようぜ？”というイベントに参加しませんか？ (2019年8月10日 15時) (レス) id: 83c564a33f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイジュ x他1人 | 作成日時：2019年4月16日 23時
