第305話 紫苑の過去────無邪気な笑顔 ページ20
Aside
A「ふぁ〜」
椅子に座っていたら、いつの間にか寝ちゃって見たい。
A「んー!……早く部屋に戻って寝よっと…」
そう言って僕は寝惚けた頭で部屋に戻って寝た。あ、部屋とか間違ってないから安心してよ?ネームプレートを見てたからね?
.
.
A「ここは……」
気がついたら僕は暗い地下室みたいな所にいた。すると部屋のドアがキィィっと古い音を立てながら開く。そこから人が一人が入ってくる。それと同時にドアは閉まる。
「あなたはだァれ?」
A「っ!」
聞き覚えのある声。その声の主の方へ振り向く。
A「紫苑……」
そこには紫の漢服を纏った小さい紫苑がいた。
紫苑「あなたはわたしとあそんでくれる?」
子供の無邪気な笑顔でドアの前に立つ人に話しかける。
「ひ、ひぃ!」
紫苑「なんでにげるの?おうたをきかせて?」
そう言って紫苑は人の腕を切る。
「ぎゃぁぁ!」
紫苑「アハハ!もっともっとおうたをうたって!」
そう言って紫苑は人をどんどん傷つける。部屋の壁は黒くて分かりにくいが血がこびりついている。
紫苑「あぁ…おうたがきえちゃった…」
そう言って紫苑は人だったものの頭を腕に抱える。
紫苑「わたしもおうたをうたお」
そう言って紫苑は歌い出す。
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スイジュ(プロフ) - かぐやさん» 知ってますよー (2019年7月13日 22時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - 転スラ、しってたんですね。 (2019年7月13日 22時) (レス) id: f1942f813b (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 極・吹雪姫さん» ……? (2019年5月10日 21時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - ありがとう。『一旦終了』でいいんですよね?『いっっったん』でいいんですよね!? (2019年5月10日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 極・吹雪姫さん» 紫苑のねこ化……出来たらやってみます…… (2019年5月10日 19時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スイジュ | 作成日時:2019年2月19日 22時