第14話 真逆 ページ16
A｢君が…僕の化身…？｣
僕はオキツヒメを見つめる。
『えぇ、私が貴女の化身…オキツヒメよ』
オキツヒメの声は直接頭の中で聞こえる。
A｢そう｣
オキツ『それと、私以外にもう1人の化身がいるわよ』
A｢化身が…2人…？｣
オキツ『えぇ、私が戻った後に出してみなさい。今は私の力を試して見て？』
A｢わ、分かった｣
僕はそう言ってゴールを見る。
A(化身が使えるのなら…)
あれも使えると思った。
A｢アームド！｣
するとオキツヒメは形を変えて、僕の体に纏う。
A｢これは…｣
僕は…オキツヒメの着物を纏い、ゴムで結んでいたはずの髪の毛は簪で束ねられてた。
A｢何か…サッカーしにくい(^^;｣
主に着物が足元でヒラヒラしてるから…うん…。
A｢でも…｣
力はどんどん溢れてくるような感じがする。
A｢それじゃあ、行くよ！『獄炎の舞』！｣
僕は舞をしてボールを蹴る。ボールはまるで灼熱の炎みたいにゴールへ突き刺す。
A｢わぁ…。強い…｣
僕はそう呟きながらオキツヒメのアームドを解く。
A｢さて、もう1人を呼んでみるか…！｣
僕はそう言ってまた力を溜める。
A｢はぁぁぁ！【海の女神･テティス】！｣
今度はオキツヒメと真逆で、青色系のドレスを着ていて、海の色をした髪はキラキラしたバレッタでハーフアップにしている。
A｢綺麗…｣
化身はどれも綺麗なのかと僕は思ってしまう。
テティス『ありがとう。さぁ、私の力を使いなさい！』
A｢…うん！アームド！｣
僕は頷き、テティスを纏う。僕はテティスのドレスを纏う。
A｢さーて！行くぞー！『海の怒り』！｣
僕がシュートを打つと…ボールは荒波…まるで海の怒りの名前をそのまま具現化させた見たいな荒波と一緒にゴールに入る。
A｢わぁ…オキツヒメも凄いけど…こっちも凄いな…｣
僕はペタンとその場に座り込む。すると…
ガサッ
草の音がする。
A｢？誰かいるの？｣
音のするほうを見ると…
A｢誰も…いない？｣
もしかして…クラリオさん…かな？
A｢まさか…ねぇ？｣
僕はそう思いながらボールを元の場所に戻してから部屋に戻る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スイジュ(プロフ) - サクラハルさん» 私は一星兄弟です。現在は兄の充くんの方が好き！ (2019年4月5日 12時) (
レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
サクラハル - スイジュさんは誰押しですか。私は勿論吹雪君です (2019年4月5日 11時) (レス) id: a2a8195863 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ニコラシカさん» ありがとうございます！ (2018年12月17日 21時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
ニコラシカ - やった(≧∇≦)bまた顔出すからよろしくね(^o^)v (2018年12月17日 20時) (レス) id: 0395a8b6c7 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ニコラシカさん» ありがとうございます！続きも一星君との絡みあり！ (2018年12月17日 15時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スイジュ | 作成日時：2018年12月10日 21時
