第34話 悲しい ページ36
韓国戦当日
A(とうとう…この日が来た…)
僕達は宿泊所から会場へ移動するためにバスに乗ってる。
A(僕が…この世界の人になったら…充と同じく…皆に忘れられるのかな…？)
そう思うと少し悲しくなる。
充｢A｣
A｢…？どうしたの？充｣
充が急に僕に話しかける。
充｢大丈夫か？｣
A｢…え？｣
充｢泣いてるけど…｣
そう言って充は僕の目元にある涙を指で優しく拭いとる。
A｢あ…ありがとう｣
自分が泣いてることに気づくと何故かさらに涙が溢れ出る。
充｢何か…あったか？｣
A｢…僕の世界のことを…考えてた…｣
充｢和沙宮紗綾達か…｣
A｢うん…実はね…充がこの世界に戻った時…充は皆の記憶から消えたの…｣
充｢まぁ、俺はあいつらとそんなに親しくなかったからどうでもいいけどな？｣
A｢そうだね…でも…僕も皆の記憶から消えると思うと…少し悲しくなったの…｣
僕は泣きながら言う。
充｢そうか…｣
A｢でも…充が居なかったのは…向こうの皆に忘れられたのよりも…辛かった…｣
僕はそう言って、充の顔を見る。
A｢だから…例え…向こうで忘れられても…充と一緒なら…いい｣
そう言いながら僕は充にふわりと笑う。
充｢っ…！…ありがとう…A｣
A｢ふふ、どういたしまして｣
そんな会話をしているとバスは止まった。
趙金雲｢みなさーん、着きましたから降りますよー｣
監督の言葉に僕達は荷物を持って会場へ入る。
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スイジュ(プロフ) - サクラハルさん» 私は一星兄弟です。現在は兄の充くんの方が好き！ (2019年4月5日 12時) (
レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
サクラハル - スイジュさんは誰押しですか。私は勿論吹雪君です (2019年4月5日 11時) (レス) id: a2a8195863 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ニコラシカさん» ありがとうございます！ (2018年12月17日 21時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
ニコラシカ - やった(≧∇≦)bまた顔出すからよろしくね(^o^)v (2018年12月17日 20時) (レス) id: 0395a8b6c7 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ニコラシカさん» ありがとうございます！続きも一星君との絡みあり！ (2018年12月17日 15時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイジュ | 作成日時：2018年12月10日 21時
