検索窓
今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:65,480 hit

第54話 闇 ページ8

瑞希「ん…むぅ…?」

目が覚め、周りを見てみると、

瑞希「誰も…居ない…?」

ひと…り…?

瑞希「い…や…」

助けて…明日人君…氷浦君…充君…皆…。

僕の頬に1粒の涙が流れる。

『ほら、瑞希…ここまで墮ちて私に貴女の…を頂戴?』

【何か】が僕の奧深くで僕を闇に引きずこもうとしてる。

すると…

ガチャ

誰かが部屋に入る。

「瑞希、ゆうは…っ!どうした?!」

そう言って、誰かが僕の肩を摑む…。

瑞希「だ…れ…?」

「俺だ!一星充だ!」

瑞希「み…つる…く…ん…?」

僕は顔を上げて見ると、そのには焦っている充君がいた。

充「瑞希、大丈夫か…?」

瑞希「あ…あぁ…」

僕は充君にすがりつき…

瑞希「怖かったよ…」

泣き始める…。充君は何も言わずに僕を慰める。

『チッ)余計な事をしてくれたわね』

僕はその声を聞き取れなかった…。









暫くして、僕泣き止む…。

瑞希「ありがとう…充君…」

充「いや、大丈夫だ」

瑞希「あ、そう言えば何で充君は戻ってきたの?」

充「あぁ、夕飯の時間だから呼びに来た」

瑞希「あ、もうそんな時間か…行こ?」

充「いや、その前にそれ、隠せよ?」

充君は僕の首筋を指す。

瑞希「?」

充「絆創膏とか貼ってあげるから、虫に刺されたとでも言っておけ」

充君はそう言いながら僕の首筋に絆創膏を貼る。

瑞希「?…分かった…?」

充「それじゃあ、行くぞ」

瑞希「うん!」

僕は充君と一緒に夕飯を食べに向かう。









『瑞希の…私のモノになるのよ。貴方のモノなんかじゃないわ…』

得体の知れない声は僕の耳には届かない。その声は僕の【何か】を欲していることも、僕は知らない。

第55話 デジャヴ→←第53話 マタタビ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
48人がお気に入り
設定タグ:イナズマイレブンオリオンの刻印 , 一星充 , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

スイジュ(プロフ) - 月華姫さん» あ、余文字の指摘ありがとうございます!また、いつでも遊びに来てください!♪ (2018年11月16日 16時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - こんにちは!夢主の猫耳ネタ胸キュンしました!!あ、53話にて「充「瑞希を可愛いよ」」部分にて多分「を」余文字です(;’∀’)また遊びに来ます!ではまたっ♪ (2018年11月16日 9時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 遊真(三3三)☆彡.。さん» それは良かったです!ヽ(*´∀`)ノ (2018年11月14日 22時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
遊真(三3三)☆彡.。(プロフ) - 推しの一星が落ちなのが嬉しすぎます(*^▽^*) (2018年11月14日 22時) (レス) id: cb0fff930e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スイジュ | 作成日時:2018年11月14日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。