第52話 原因 ページ6
僕は急いでフードを被って尻尾を隠す。
瑞希｢何ですか？監督｣
趙金雲｢実は瑞希さん、もしかして猫耳と尻尾、生えてませんか？｣
瑞希｢っ?!な、なんで知ってるの?!｣
趙金雲｢実は、私が間違えて猫になる薬を瑞希さんの料理に入れてしまったからです｣
瑞希｢ほう？つまり…この耳は監督のせいか…？｣
趙金雲｢す、すみません((((；ﾟДﾟ))))｣
瑞希｢…はぁ…で？効果はどれくらい続くの？｣
趙金雲｢明日になれば治りますよ｣
瑞希｢それなら…いいや…｣
趙金雲｢あ、そうだ｣
瑞希｢？｣
監督は何かを取り出す。
趙金雲｢じゃじゃーん！猫じゃらし！｣
瑞希｢?!｣
そして、監督は猫じゃらしを振り始める。
瑞希｢〜〜〜！｣
監督…分かってやってるわね…。
つくし｢何やってるんですか？｣
杏奈｢猫じゃらしなんか振って…｣
マネージャー組までやってくる。
趙金雲｢おーほっほっ！見れば分かりますよ｣
瑞希｢〜〜〜！｣
理性が…我慢できない！
瑞希｢にゃ！｣
僕は猫じゃらしを取ろうとする。
春奈｢猫ですね…｣
秋｢楽しそうね｣
すると、フードが取れ、猫耳が見える。そして、尻尾も出てくる。
つくし｢え…猫耳…？｣
杏奈｢尻尾も…あるわね…｣
すると、
春奈｢めちゃくちゃ可愛いじゃないですか！｣
春奈ちゃんは大声出しながら僕に近づく。
瑞希｢にゃ…｣
そして、僕の頭を撫でる。
暖かい…。
瑞希｢ｺﾞﾛｺﾞﾛ)｣
秋｢あ、瑞希ちゃん喉をゴロゴロ鳴らしてる！｣
つくし｢きっと気持ちいんでしょ！｣
瑞希｢ふにゅ〜｣
僕はあまりの気持ちよさに春奈の手をスリスリする。
春奈｢か、可愛い！///｣
そして、勢いよく僕に抱きつく。
春奈｢お兄ちゃん！瑞希ちゃんを飼っていい?!｣
鬼道｢…そうだな…｣
瑞希｢待って！何で悩むの?!そこは普通Noでしょ！｣
春奈｢はぁ…ずっともふもふしていたい…｣
瑞希｢にゃぁぁ！だ、誰かたすけてぇぇ！｣
僕が助けを求めると、
｢瑞希さん…手を｣
誰かの手が見えた。顔を上げてみると、
瑞希｢充君…｣
僕は充君の手に掴まると、充君は僕を春奈ちゃんの中から助ける。
瑞希｢ありがとう…｣
もう、さっきのことでクタクタになったせいで充君に倒れ込む…。
趙金雲｢あ、そうだ！瑞希さん、少しこっち向いてください｣
瑞希｢え…にゃ?!｣
監督の方へ向くと何か粉みたいなものを掛けられた…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スイジュ(プロフ) - 月華姫さん» あ、余文字の指摘ありがとうございます！また、いつでも遊びに来てください！♪ (2018年11月16日 16時) (
レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - こんにちは！夢主の猫耳ネタ胸キュンしました！！あ、53話にて「充｢瑞希を可愛いよ｣」部分にて多分「を」余文字です(;’∀’)また遊びに来ます！ではまたっ♪ (2018年11月16日 9時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 遊真(三3三)☆彡.。さん» それは良かったです！ヽ(*´∀｀)ノ (2018年11月14日 22時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
遊真(三3三)☆彡.。(プロフ) - 推しの一星が落ちなのが嬉しすぎます(*^▽^*) (2018年11月14日 22時) (レス) id: cb0fff930e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スイジュ | 作成日時：2018年11月14日 19時
