第81話 小さくなっても変わらない ページ35
明日人｢ここだよ｣
明日人君が僕を練習所まで案内してくれた。そして、明日人君はミーティング室へ戻る。
僕はボール籠からボールを一つ取り出す。そして、リフティングをしてみる。まるで慣れてるようにリフティングをする。
瑞希(…記憶、身体、感情は全て7歳だけど、感覚だけは前の僕か…)
やったことないのに自然とできる。
瑞希(次はシュートを試して見よう)
そう思って全力でシュートをする。
瑞希(…なんか…少し疲れる…)
シュートをしたら脱力感に襲われてペタンと床に座る。
瑞希(何でだろう…？)
原因を考えていると…
｢瑞希…？｣
瑞希｢？｣
声のする方へ振り向くと、そこには湖のほとりで見かけた青色髪の男の子がいた。
瑞希｢ごめんね。今は7歳の記憶までしかない。だから貴方が誰か分からない…名前…教えてくれる…？｣
｢…あぁ、俺の名前は一星充だ｣
瑞希｢一星君…？｣
一星｢お前は俺の事…下の名前で呼んでたよ｣
瑞希｢充君…？｣
充｢そうだ｣
瑞希｢充君は…｣
充｢？｣
瑞希｢充君は何で…一人でいるの？｣
充｢…俺はチームに嫌われてるからな｣
瑞希(チームに…嫌われてる…)
そう言われた時…確かに誰一人充君のことを僕に教えてくれる人はいなかった。それに…充君は表情が暗い。
瑞希｢充君…｣
充｢？……っ?!｣
僕は充君を抱きしめる。
瑞希｢チームで何があったのか今の僕には分からない…でも、これだけは言える…僕は仲間同士のいがみ合いが嫌い…｣
充｢……｣
瑞希｢そして…充君が僕の仲間ならば…僕は充君を信じる。充君…辛い時は僕に頼っていいからね｣
充君｢ﾌｯ)…瑞希は例え小さくなっても変わらないんだな…｣
そう言って、充君は僕を抱きかかえる…え？抱きかかえる？
瑞希｢え？ちょ！充君?!な、何やってるの?!｣
充｢何って、いつも通りのことですよ？｣
瑞希｢え？い、いつも通り…?!え？ど、どういうこと?!｣
充君といると調子狂う。
充｢俺達、付き合ってるんだよ？｣←
瑞希｢え…？one more…｣←
充｢俺達、付き合ってるんだよ？｣←
瑞希｢マジかよ…｣
充｢反応も瑞希と同じだね｣
瑞希｢同一人物だからね…それよりも降ろして…｣
充｢？何で？｣←
瑞希｢もうすぐ円堂さん達がくるかもしれないからね｣
充｢…仕方ないな｣
そう言って、充君は僕を降ろす。
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スイジュ(プロフ) - 月華姫さん» あ、余文字の指摘ありがとうございます！また、いつでも遊びに来てください！♪ (2018年11月16日 16時) (
レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - こんにちは！夢主の猫耳ネタ胸キュンしました！！あ、53話にて「充｢瑞希を可愛いよ｣」部分にて多分「を」余文字です(;’∀’)また遊びに来ます！ではまたっ♪ (2018年11月16日 9時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 遊真(三3三)☆彡.。さん» それは良かったです！ヽ(*´∀｀)ノ (2018年11月14日 22時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
遊真(三3三)☆彡.。(プロフ) - 推しの一星が落ちなのが嬉しすぎます(*^▽^*) (2018年11月14日 22時) (レス) id: cb0fff930e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイジュ | 作成日時：2018年11月14日 19時
