第11話みんなで力を合わせれば無敵 ページ12
闇エンマは羅仙の方へ飛んで行き、羅仙に闇縛りをした。それによって動けなくなる羅仙。
羅仙｢ふん、そんなことをしても無駄だ｣
ウィスパーは、ナツメちゃんにあることを耳打ちし、ナツメちゃんを持ち上げた。
ナツメ｢それはどうかな！｣
ウィスパー｢妖怪ウォッチエルダは、世界中の妖怪と繋ぐことができるんでうぃす！｣
ナツメ｢世界中のみんな！お願い、力を貸して！｣
ナツメちゃんのエルダはひかり、その光をトウマのオーガへ集めた。そしてトウマは、その力を不動雷鳴剣に集中させる。
『雷･轟･電･撃!!』
不動｢はぁー！雷鳴鉄槌切り!!!｣
そして、全力の雷鳴鉄槌切りを羅仙に食らわす。それにより、羅仙の体は消える。
これで戦いが終わったかといえば嘘になる。頭だけの羅仙は、クリスタルの矢をトウマに刺し、致命傷を負わせる。しかしトウマは、負けじと最後にもう一度、不動雷鳴剣を振り上げ、羅仙を倒す。
…瓦礫に持たれているトウマ。それを見て泣いているナツメちゃん、アキノリ。僕の頬にも暖かいものがつぅーっと通る。僕も、泣いているのか。トウマは、途切れ途切れに口を開く。
トウマ｢これで…少しは…償えた…かな？｣
瑞希｢……バカ(ﾎﾞｿｯ｣
｢トウマ｣
すると、鬼まろトリオがやってくる。
｢トウマ｣
｢死ぬなよ、トウマ｣
｢俺達の命を上げるから…｣
｢これでさよならだけど…｣
｢イエーイ…｣
そう言って、鬼まろ達はトウマの体へ入っていく。
そして、
トウマ｢うっ！…ん？ナツメさん？アキノリ?瑞希さん？｣
トウマは、目を覚ました。
ナツメ｢トウマ！良かった!!!｣
アキノリ｢トウマ、助かってよかった!!!!｣
ナツメちゃんとアキノリは、トウマに抱きつく。僕はそれを見守る。
瑞希｢…良かったね！トウマ！｣
エンマ大王達もホッと息をつく。
カイラ｢エンマ、妖魔界をお前に返そう｣
エンマ｢カイラ、俺は妖魔界でやることが出来た。だから大王の座は、お前に託す｣
カイラ｢エンマ、それって…｣
エンマ｢もし、俺が帰ってきてもお前がダメな大王だった時は、覚悟しろよ！｣
カイラ｢あぁ！｣
瑞希｢これで、めでたしめでたし！｣
エンマ｢おい、瑞希｣
瑞希｢何？エンマ大王｣
エンマ｢もう、俺は大王じゃねぇよ。それより、時が満ちたとき、絶対に教えろよ！｣
瑞希｢えぇ、分かってるよ｣
こんなハッピーエンドを迎えたせいで忘れていた。あるもの達の会話を。
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まみちき - 夢主が歌っている場面でフルの歌詞が書いてあるんですけど、フルで書いてしまうと著作権法に引っかかってしまうのでイントロや一部のフレーズだけを使った方が良いかと思います。 (2020年3月25日 3時) (
レス) id: 9331bbda9b (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ダリアナさん» すみません！私にも分かりません。しかし、こうなればいずれ絵をリメイクして出します……。本当にすみません… (2019年12月11日 5時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
ダリアナ - リンクが見れなかったんですが、どうすればいいですか？ (2019年12月9日 22時) (レス) id: 3e1a278c95 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - ダリアナさん» 一応著作権的なことでLINEのＬをわざとRに変えてます。 (2019年12月2日 16時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
ダリアナ - RINEではなくLINEだと思います (2019年12月2日 0時) (レス) id: 3e1a278c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイジュ | 作成日時：2018年9月15日 20時
