隣の席の国見君 (ページ6)

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ご。ページ6

貴「国見君、岩泉さんが金田一君と矢巾さんが烏野迎えに行ったからこっち先用意しててって。」

英「分かった。A分かんないでしょ。教えるからこっち来て。」

貴「うん！ありがとう！」

国見君に練習試合の流れを教えてもらって色々準備を進める。

(気まずい…。)

必要最低限しか話さない国見君とはめちゃくちゃ気まずい。

とりあえず準備も終わったらしく試合が始まる。

花「A！それ俺のジャージだけど着とけ！青城のマネってわかるから！試合終わったら返せよ～！」

そう言って自分の青城ジャージを投げて渡してくる花巻さん。

貴「ありがとうございます！」

普通のジャージだと不自然だと思いみんなと同じでＴシャツだけだった私は少し寒かったから助かった。

試合は接戦だったが惜しくも負けてしまった。

貴「及川さん！足大丈夫でした！？」

徹「大丈夫大丈夫！かるーい捻挫だったからさ～。心配かけてごめんね？」

及川さんの足は軽い捻挫で済んだようでとりあえず安心する。

徹「俺ちょっとクソかわいい後輩に宣戦布告してくるから片付けよろしくー。」

貴「はーい。」

普通に言うもんだから普通に流してしまったが、

(及川さん宣戦布告してくるって言ったよね！？止めなきゃ！！！)

そう思い急いで花巻さんにジャージを返して及川さんの後を追う。