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じゅうよん。 ページ15

朝ご飯を作り終え青城のみんなを起こしに行く。


みんなが寝ている教室の手前で中が騒がしいことに気づく。


(あれ?みんな起きてるのかな?)


貴「おはようございまー…」


徹「国見ちゃんwwwそのTシャツは流石にやばいwwww」


青城のみんながお腹を抱えて笑っている。


仁「どうしたの?Aちゃん。」


烏野を起こし終えた仁花ちゃんが心配そうに入ってくる。



みんなが笑っている方に目を向けると、国見君があのTシャツを着ていた。


(え!?なんで!?)


英「朝起きたら寝ぼけて水道の水全部かかったんで着替え余分に持ってなくてAが影山から貰ったTシャツたまたま持ってたので借りました。」


私のせいなのに国見君は私を庇った言い方をしてくれる。



徹「これ飛雄ちゃんのセンスなの!?なんの嫌がらせ!?」


貴「国見君!」


英「いいから。結構俺似合ってない?」


なんて冗談言うから私まで笑ってしまう。


無表情で無気力な国見君が私のフルネームが達筆で書かれたTシャツを着ている。

しかもピンク色。


花「俺もそのTシャツ着たいwww」


松「俺もwww国見後で貸せwww」


青城では謎に「花巻ATシャツ」が人気なのであった。


仁「…。」

じゅうご。→←じゅうさん。



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作者名:るる | 作成日時:2018年10月24日 21時

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