検索窓
今日:14 hit、昨日:10 hit、合計:14,585 hit

7 ページ7

A「わぁ!裏道さんのお部屋綺麗に片付いてるんですね!」


裏道「そういう取り繕ったの良いから。お前、何考えてんの?」


無理矢理裏道さんの部屋に押し掛けた私は真顔で問い詰められていた。


A「取り繕ってるつもりはないんですけどね…。私、うらみちお兄さんの事…去年見たことがあるんです。」


裏道「…去年?」


A「局の連続ドラマの撮影があった時に…うらみちお兄さん、情緒不安定で感情の起伏激しかったけど子供達の為に凄く頑張ってて…。私が携帯忘れたときも面倒臭そうにしてたけど付き合ってくれて…。優しくないって言われるって言ってましたけど裏道さんは優しいです。」


裏道「何言ってんの。俺はそんな大した人間じゃ…。」


私は裏道さんを抱き締めた。


A「よしよし、裏道さんは頑張りやさんですね。」


裏道「…バカじゃねぇの、お前。」


A「もう…名前で呼んでくださいよ。」


裏道「A…。」


A「フフッ、ご飯にしましょうか。裏道さん机綺麗にしといてください。」


裏道「ホントに家に住む気なの?」


A「付き合ってるんだから当然です!一分一秒でも付き合いたては長くいたいものでしょ?」


裏道「お互い恋愛感情がなくても?」


A「お互いって、私は裏道さんの事苦手だけど好きですよ?」


裏道「意味分かんない。」


A「出来るだけの時間一緒にいてお互いの事知りましょう?好きになるか嫌いになるか…ゆっくり判断してください。裏道さん。」


裏道「A…って変わってるって言われない?」


A「どうでしょう?」


裏道さんの質問に笑顔で返した。

8→←6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:るる | 作成日時:2022年5月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。