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ー表田裏道視点ー
池照「良かったじゃないですか、裏道お兄さん！」
兎原「AAが彼女なんて羨ましすぎっす！」
裏道「いや、うん…。気が重いよね。想像以上に…。朝からさ、スゴいんだよ。全然仲良くなかった同級生からの電話がさ。ハハッ、現金な奴らだよな〜、ホントに…。」
ーガチャー
A「裏道さん！おはようございます！」
裏道「あ、はい。おはようございます。Aさん、ノックしましょうね？」
A「もう！AさんじゃなくてAって呼んでくださいって昨日も言ったでしょ？」
裏道「ところでその大荷物は何ですか？」
A「あ！私今日から裏道さんの家に住むので荷物です！」
全員「…………。」
裏道「おかしいな〜、家主の僕が聞いてないんですけど。」
A「もう！恋人なんだからいいじゃないですか！家に帰ったら誰かがいるって幸せですよ？」
Aさんは後ろから俺に抱きつく。
兎原「！！！！」
A「今日から晩御飯私が作りますからね〜？裏道さんはお風呂掃除してくださいね！」
一体何なんだこの女は…。
裏道「Aさんも俺も大人なんですからこれって仕事じゃないですか？オンとオフは切り替えましょうよ。」
A「え〜！切り替えてるからこうやって裏道さんに甘えてるんですよ？あ！時間ヤバイ！それじゃ裏道さんまた収録後に！」
ーチュッ！ー
俺のほっぺにキスをしてきた。
詩乃「眩し！！！何あの子！？めちゃくちゃ眩しい！！！」
熊谷「さすが朝ドラヒロインですね。」
兎原「いいな！ホッペにキスされてぇ！！！」
裏道「何で俺なんだろう…。もっと人気アイドルとか有名俳優とかどっかのIT社長とか…いるだろ…。勘弁してくれよ…。」
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作者名：るる | 作成日時：2022年5月2日 21時
