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裏道さんの買い物先はどうやらインテリアショップ。
裏道「好きなの選んで良いから…。」
ベッドのコーナーまで来ると素っ気なく裏道さんが言った。
A「え？」
裏道「布団で寝るの疲れ取れないだろ。仕事してんだから…。」
A「一緒に寝ても良いんですか？」
裏道「Aが…良ければな。」
A「裏道さん！好き！！！」
ーギュッー
思いっきり裏道さんに抱きついた。
裏道「や！？やめろ！！ここ外だぞ！」
A「だって嬉しくて！何気に初デートですし！」
それに何より裏道さんが私に心を開いてくれていることが嬉しかった。
A「これ！このベッドの大きさ丁度良さそうですしマットレスも柔らかい！これにしましょう！」
裏道「…ん。すみません、これください。」
店員「はーい！！！！AAとうらみちお兄さん！？！？」
裏道「あ…。」
A「すみません、プライベートなので内緒で！」
店員「はい！失礼しました！お買い上げですね！配達の手続きはどうなさいますか？」
裏道「お願いします。組み立てもセットのやつで。」
何とか騒ぎにならずに買い物を終えて外でご飯を食べようと言うことになったので適当なお店にはいった。
A「届くの楽しみだな〜！ありがとうございます、裏道さん！」
裏道「別に…。今まで布団で寝かせてて悪かったな。」
A「気にしなくて良いのに…。そうだ！何かお礼させてください！」
裏道「お礼って…。あ、それなら…。」
言おうか言わないか悩んでる様子の裏道さん。
A「何ですか？何でも言ってください！」
裏道「湿布…。１人で背中に貼るとぐちゃぐちゃになるから…貼るの手伝って…。」
A「！！！もちろんですよ！逆に何で今まで頼んでこなかったんですか！」
裏道「うっせぇな、恥ずかしかったんだよ…。」
A「意外と可愛いんですね！」
裏道「ホント黙って…。」
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作者名：るる | 作成日時：2022年5月2日 21時
