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言われた旅館時間は20時5分前。
土方「あいつを守るのが俺の貫く道だ。」
銀時「カッコいいこと言うね〜。モテる男は羨ましいよ。」
土方「バカ言いやがんな。」
Aに守られる弱い俺。
それでも立ち向かう。
土方「行くぞ!!!!」
ジャスタウェイを投げつけ俺は上の階にいるはずの対間の元へ向かった。
A、どうか無事でいてくれ。
土方「真選組だぁぁぁあ!!!!」
万事屋と乗り込む。
が、敵の数が余りにも多すぎる。
しかも春雨も加勢して4人では太刀打ち出来ない。
沖田「土方さん、あんたも人が悪いですね。こんなことに俺らほっとくなんて。」
近藤「Aは一緒に育った大事な妹だ!あいつが俺らを守りたいと思ってると同じように俺らもあいつを守りてぇんだよ!」
土方「ったく…。山崎の野郎…。」
真選組の総員が加勢する。
新八「土方さん!ここは僕達が!上へ行ってください!」
土方「だが!」
銀時「手紙の宛名はバラガキ、てめぇになってただろーが!てめぇが行かなくてどうする!?」
土方「礼は言わねぇぞ。」
神楽「報酬が貰えれば十分ネ!」
近藤「トシ!行くぞ!!!!」
沖田「土方さん!」
背中を押され、殿を勤めてくれる万事屋を置いて俺らは階段をかけ上った。
上の階に対間と、Aも居た。
A「土方さん!どうして!!!」
土方「理由ならてめぇに貰ったからだろ!」
涙を流しているA。
対間「これはこれは鬼の副長殿。婚約者との結婚をぶち壊しに来たのかな?」
土方「御用改めである。攘夷浪士対間覚。神妙にお縄につきな。」
俺は対間に刀を向けた。
対間「そんな事していいのかな?君の、君達の大切な人がここに居るのに。」
A「十四郎さん!やめて!お願い!!!私の事なんて放っておいて!!!」
土方「じゃあ何でてめぇは泣いてるんだよ!!!」
A「!!!!」
土方「明日は俺が決めんだろ?手紙、読んだよ。でも…。」
俺は目の前で手紙を破り捨てた。
土方「ちゃんと話そう。これからは。」
A「十四郎さん…。」
ーバァン!!!ー
土方「!!!!」
対間「お痛が過ぎるんじゃないかな?」
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作者名:るる | 作成日時:2021年12月28日 15時