お見合い相手は真選組一番隊隊長

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沖田「よっ。」


A「こんにちは。沖田さん…。」


翌日約束通り沖田さんは迎えに来てくれた。


A「買い物しましょうか。何が食べたいですか？」


沖田「屯所の台所に大抵のもの揃ってやすぜ。Aは何が作れるんでェ？」


A「何がって言われると難しいですね…。あ、じゃあ煮物とかどうですか？後で温めたら食べれるし。」


沖田「違う野郎に食われそうだから却下。」


A「えぇ…。」


銀時「あらあら、可愛らしいご夫婦でー！」


神楽「ラブラブアルね！後数年したら会話もなくなると思うけど！」


新八「ちょっと二人とも！邪魔しちゃダメですよ。」


A「万事屋さん！」


沖田「ッチ。めんどくせぇのに絡まれたな…。」


銀時「二人で仲良く何しちゃってるのー？」


A「買い出しです。沖田さんにご飯作る約束してたので。」


銀時「ふーーーん。ご飯ねぇ…。あれよ？うちの新八も料理うまいけど？」


新八「何だ！その張り合いは！！！」


神楽「勝負するか？このやろー！」


A「え？えっと…。」


沖田「A…。」


私の耳元で囁く沖田さん。


A「な！な！？近っ！？」


沖田「逃げやすよ。しっかり捕まっててくだせェ。」


次の瞬間私を軽々しくお姫様抱っこし全力で走り出す。


A「お、沖田さん！？恥ずかしいんですけど！！！」


沖田「まぁまぁ、楽しいだろ？」


街の人の視線は痛いが…。


もうスピードで駆け抜ける沖田さん。


風が気持ちいい。


A「すっごく楽しいです！！！」


沖田「良い顔だ。」


屯所に着くまで２人で笑いあっていた。

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