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小瀧「それにしても凄い偶然やな。折角やし飯でも食べようや。」
折角彼がご飯に誘ってくれているのに私は大の大酒飲みで夜ご飯は食べずに晩酌派なのだ。
だが小瀧さんは運転してくれているしそんな事も言えない。
小瀧「まあ俺ご飯食べずに晩酌派やから車一回置き帰りたいな〜。家の近所にいい居酒屋知ってるんやけど、ってAちゃん飲める？」
A「私も晩酌派だから今なんて答えようか考えてたんです！よかった同じで。」
小瀧「おとなしそうな見た目してお酒好きなんやね。」
A「そっちこそ可愛らしいお顔して好きなんだね。」
小瀧「男に可愛いはダメやで。」
車は小瀧さんの家の駐車場に向かっていて車を止めてからアイドルらしいのでばれたらまずいという事でタクシーに乗り換えて小瀧さんの知ってる個室の居酒屋に向かった。
A「すごいお酒の種類も多いけど食べ物のメニューもめっちゃ充実してる…。」
小瀧「ええやろここ。家から近いしようくんねん。誰かと一緒に来たのは初めてやけどね。」
A「メンバーさんとか事務所の人とかは一緒に行かないの？」
小瀧「せやなぁ。家来るとしたら俺作るでな。」
A「すごい。小瀧君料理できるんだ。」
小瀧「意外になんでも作れるで？」
A「なんかアイドルって料理しないイメージ。」
小瀧「この前メンバーの照史に親子丼作る道具もらったから今親子丼ほんまにプロやねん。今度作ったるから家遊びおいで。」
アイドルの家に遊びに行くなんて恐れ多すぎる…。
小瀧「心配せんでも何もせえへんよ。ネットで叩かれるの嫌やし。」
A「何言ってるの笑そこは心配してないよ！」
小瀧「ほぼ今日初めましてやねんからそこは心配せえや笑」
この前おもちゃ屋さんで会った時から思っていた。
小瀧君は凄く優しくて人の事を献身的に考えてくれる人だって。
会った事のない子供の為にあれだけ真剣におもちゃを選んでくれる人に悪い人なんているわけない。
A「初めて会ったときいいパパさんだなって思ったよ。」
小瀧「そういってくれると嬉しいな。いつもパパジャニで誰が一番いいパパか子供に決めてもらうんやけど今日Aちゃんの甥っ子俺の事選んでくれたねん。おもちゃAちゃんと一緒に選んだからほぼチートやったけどな笑」
A「まぁそれは偶然だけど…。」
小瀧「せやったらその偶然の出会いに乾杯しよか。」
楽しすぎて何杯も飲んだ。
飲みすぎて記憶をなくした。
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Mikirange(プロフ) - お話、すごく面白かったです！また更新楽しみにしてます(^^) (2020年2月23日 17時) (
レス) id: eda74efe16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2020年1月25日 21時
