偶然と勘違いで始まった恋 (ページ2)

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地図アプリを開いて指定された時間にたどり着けばとてつもない豪邸。

チャイムを鳴らすと出てきたのは確か先日いたパパさん。

小瀧「あれ…。凄い偶然。」

甥っ子「Aちゃん！！！」

A「おー。久しぶり。」

抱き着いてくる甥っ子の頭を撫でると中にはもっと人数がいてその何人かを見て驚く。

A「野中春樹…。」

重岡「正解やけどそれ不正解でもあるで…。」

中間「シゲ知名度まだまだやなぁ～。」

A「ヒルナンデス…。」

重岡「何言うてんねん！番組名よりはましやわ！」

桐山「えっと、ごめんな？ママさんちゃうんかな…？」

A「あ、はい。えっと私はこの子の叔母です…。」

濱田「ちょっとこの子も状況よくわかっとらんし自己紹介しよか。」

神山「せーの！」

7人「ジャニーズWESTです！」

何なんだこの眩しい人達は。

スタッフ「あの、とりあえず最後撮ってしめちゃっていいですか？」

よくわからないがスタッフさんに促されて私と甥っ子は外で待機。

小瀧「あ、おった。ごめんなよかったら改めて自己紹介してもええかな？」

A「はい。ごめんなさい、突然の事に驚きすぎて…。」

小瀧「ええよええよ。俺、小瀧望。アイドルやってます。」

A「えっと一ノ瀬Aです。アパレル系で働いてます。」

何故か小瀧さんが職業を言ってくるからつられて私も職業を明かす。

小瀧「状況わかってなかったら戸惑うよな～。」

彼は送ってくわなんて言って自分の車に甥っ子と乗るように促して説明してくれた。

どうやらパパジャニWESTという番組に姉が甥っ子を預けたらしく小瀧さんたちジャニーズWESTの方たちが1日甥っ子の面倒を見てくれていたらしい。

つまり私は小瀧さんをパパさんと勘違いしていたがそれはあながち間違いではなかった？ってことなのか…。

小瀧「俺Aちゃんの事若いママさんかと思ったわ～。」

A「私も小瀧君の事パパさんって勘違いしてた！」

同じ歳だとわかり結構早く意気統合してすぐに仲良くなった。

甥っ子の家に到着して降りて別れの挨拶をしようとする。

小瀧「寄ってくん？」

A「もう甥っ子も寝ると思うから帰るよ。」

小瀧「せやったら待ってるから。Aちゃんも送ってくよ。」

A「ありがとう。」

急いで甥っ子を姉の元に返し小瀧さんの車に戻った。