12話 ページ12
A「サンジ…？まだ起きてたの？」
夜遅くに私は喉が渇いてキッチンに行くと明日の仕込みをしているサンジがまだ起きていた。
サンジ「明日の仕込みに手こずってね。もう休むよ。Aちゃんはどうしたんだい？」
A「喉が渇いて水でも飲もうかと思って。」
サンジ「それなら紅茶を入れるよ。ちょっと待ってて。」
しばらくするとサンジの入れてくれた紅茶のいい匂いがキッチンに漂う。
A「サンジはヴィンスモークにまだいたときロイヤルな生活送ってた？」
サンジ「急だなぁ。俺の場合はロイヤルとは程遠かったよ。いつも兄弟で勝負させられてて俺がぼこぼこにされてたな。」
A「やっぱりどんな環境に育っても嫌な事はつきものなのね。ねぇサンジ。どうして一国の第一王妃が消えたのに国は兵力を上げて探さないと思う？」
サンジ「なんでだろうな。」
サンジはたばこに火をつける。
A「私はいらない存在だから。私の国は一夫多妻制でね、お父様には何人も妾がいるんだけどお父様の正妻が子をできないようにと嫌がらせをしていた中でお父様のご寵愛を独り占めしていた妾から生まれたのがこの私。私が生まれてすぐにお母さまが死んだわ。多分あの正妻が殺したんでしょうね。お父様はお母様に似た私を可愛がってくれるけどお義母様は私を殺そうとしているの。そんな中で私がいなくなってくれて万々歳でしょうね。お父様を丸めこんで私の捜索なんて絶対にさせないはずだわ。」
サンジ「だったらずっとこの船にいればいい。俺と一緒にオールブルーを目指そう。今以上にAちゃんの喜ぶ料理を作るよ。」
A「それってサンジとずっと一緒にいればいいって事かしら？最初に私のプロポーズ断っておいて？」
サンジ「オールブルーさえ見つかればこんな麗しいレディーのプロポーズいつだってOKに決まってるだろ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリィ(プロフ) - 訂正失礼します。ルフィーじゃなくてルフィですよ…！ (2019年8月18日 22時) (
レス) id: 91a046fd06 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - 初コメ失礼します…こうゆう主人公でサンジこ小説は無いので続きが楽しみです！頑張ってください(* ´ ▽ ` *) (2019年5月25日 1時) (レス) id: e9716c5c75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るる | 作成日時：2019年5月22日 23時
