学年1のモテ男に告白されると思ったら勘違いでした

25話 ページ26

月島視点

高校に入学したら同じクラスに人形みたいな美女がいた。

恋愛に興味なんてないけどあれだけ可愛かったら気にしない方がおかしい。


つい彼女ばかりを目で追ってしまう。

僕が一方的にAさんを気にかけていた時に田中さんがAさんと同じクラスなら部活に勧誘城と言ってきた。


僕も山口もAさんと同じクラスでも接点なんて何もない。


なのに王様はAさんと話したこともあるらしくて数日したらAさんは王様に勧誘されてマネージャーをすることになった。


Aさんがマネージャーになって前よりは話すようになったけど一番仲がいいのは王様。


合宿中も家まで送っていたらしいし合宿が終わっても毎日一緒に帰っている。


今は林間学校の最中。

Aさんは夕食の時間なぜか自分のクラスにいないで王様と一緒の席で食べていた。


「やっぱりあの2人付き合ってたんだ。」


「Aさんなら仕方ないよね。勝ち目なーい。」


「ていうかホント絵になるよな。」


周りではAさんと王様は付き合ってるなんて言う噂も流れている。


多分2人ともお互いを意識しているんだろうと第三者が見てもわかる。


山口「ツッキー何見てるの？」


僕がAさんを見てた事が山口にばれたらしい。


月島「仲良いねあの2人…。」


いつもはあんまり言わない本音が出てしまった。


Aさんは楽しそうに王様と夕食を食べていて僕が見ている事なんて気づきもしなかった。

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