学年1のモテ男に告白されると思ったら勘違いでした

21話 ページ21

今日から林間学校。


バスの席はランダムと言われていたけど誰が隣になるのかわからなくてドキドキする。


A「えっと私の席はここか…。」


丁度真ん中あたりの窓側席に座ろうとすると隣の人はもう座っていた。


A「あれ、隣が影山君なんて偶然だね。影山君窓側座る？」


影山「Aさん。いいよ俺通路側で。」


そういって私が座りやすいように一回席を立ってくれる影山君。


A「林間学校楽しみだね。またカレーだけど…。」


影山「俺はバレーができないから辛い。」


A「そ、そっか。」



なんだかんだでバスの隣が影山君で安心する。


菅原「あれ？影山達も同じバスだべ？俺なんて隣田中だぞー。ついてないよな笑」


前の席が偶然菅原さんと田中さんだった。


田中「すがさんそれどういう意味っすか！はぅあ！！！Aさん！おはようございます！！！」


A「菅原さん、田中さんおはようございます。同じバスで隣なんて偶然ですね。」


菅原「なー。折角だしお菓子交換するべ？」


菅原さんはリュックいっぱいにお菓子を詰めていたけどどれも辛口のお菓子で甘い雰囲気の菅原さんからは想像がつかなくて少し驚いた。


菅原「あー。俺辛いの大好きなの。」


その後4人でトランプをすることになり負けた人は罰ゲームで菅原さんの持ってきたお菓子を食べることになって私も影山君も田中さんも全員負けたのに辛い物好きの菅原さんは全く負けなくて笑っていて悪魔かと一瞬思ってしまった。

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