質問 DH ページ47
「ドンヘ、コーヒー忘れてる！」
車を降りたAが俺の分のアイスコーヒーを持って笑う
天気も良くて、優しい風がAの髪を揺らす
DH「あ！ありがとう……待って、髪に何かついてる」
「え？あ…」
DH「とれた、行こっか」
今日も二人で一緒に現場へ向かう
少し早めに出てコーヒーショップに寄るのもお決まりになって
この当たり前だけで、俺は笑みを抑えられないくらいの幸せを感じられる
RW「あ、おはようヌナ〜」
入口の前でリョウクがこちらに手を振っている
DH「俺は！？」
「(笑)」
RW「はいはい、一緒のマンションだからって通勤まで一緒に来ることないのに〜ヌナ、行こ！今日の衣装合わせ楽しみだな」
DH「ヤー！」
俺をじろりと睨むマンネは、Aと腕を組むと先をさっさと歩いていく
こないだの会議のときに騒いでからしばらく経って、
マネヒョンとトゥギヒョンに言われて、俺とAが同じマンションに住んでいることはメンバーにも報告した
理由は勿論、ヒョンたちに話したように誤魔化して…
騒ぎについても皆にきちんと謝った
っていうか…なんかリョウクと最近仲良しすぎない？
リョウクも俺に前より冷たい気がするし…
ったくもう…
後を俺も歩き出して、楽しそうにリョウクと話すその横顔を見つめる
昨夜のことを、思い出す
…昨日の夜に話したこと、まるで二人で一つの家に暮らしてるみたいだってこと…
そうすると、同じことを思っていたなんて返すんだもん
嬉しいのと驚いたのと、たった数行の言葉に
ぎゅうぎゅうと胸は苦しくなった
さらには、
"この部屋だから、とかじゃなくて…ドンヘとだから、だと思うなって考えてた"
俺がどれだけ嬉しくて、舞い上がったかも伝えられない
前なら「嬉しいー！俺もそう思う！」とか返したと思うけど
今は、本気の嬉しい、になっちゃってうまい言葉も返せなかった
なのにその後に続いたAの質問に俺は…
.
.
「あのさ、ドンヘ…」
DH「ん？」
なかなかその先の言葉が続かないのでタブレットの曲を止めて顔を上げたときだった
「ドンヘは今、好きな人いないの？」
真面目な顔で俺を見つめるA
静かな部屋
な、に……え…
……心臓の音がうるさい
なんで…
なんでそんなこと聞くの……？
DH「なん…」
「ドンヘ……顔、赤いよ？…」
DH「え、や…」
どうしよう
今言ったら、だめ…？
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ルル(プロフ) - マイさん» コメントありがとうございます！引き続きお楽しみ頂けるよう頑張ります！ (2022年3月14日 7時) (
レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - 更新ありがとうございます✩やっぱり何度でも読み返したくなる作品です！今後の展開にめちゃくちゃどきどきします~（>_<） (2022年3月14日 3時) (レス) @page48 id: 4baad1fba0 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - くまこさん» お返事遅くなってすみません！また読んでいただけて嬉しいです、、、！更新激遅ですが、たまに覗いて頂けたら嬉しいです。 (2022年1月24日 2時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。嬉しすぎて、また最初から読み直しました。ありがとうございます (2022年1月3日 23時) (レス) id: 8ad2f05511 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - マイさん» 素敵なコメントをありがとうございます。更新ゆっくりではありますが、頑張ります！ (2021年12月30日 1時) (レス) id: 12fb071e85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2017年11月20日 2時
