私の一番 ページ12
部屋に戻ってきたヒョクチェと目が合う
…ああもう
そんなに申し訳なさそうな顔しないでよ
ドンへのことをよくバカにするくせに、本当、ヒョクチェも嘘つくのが下手だよね
「＾＾？」
EH「…(笑)」
何てことないように笑顔で返すと、
苦笑い
何よ
こっちが笑ってるんだから少しは合わせなさいよ
まったく…
でもまぁ……
そっか、もう…隠せないってことだよね
もう、
「！！」
DH「…」
「…どしたの？」
DH「…え…あ…うん…」
急に、ドンへが私の手をばっと握ったから
驚いて、ドンへの顔を見る
DH「や…ごめん……どうしたんだろ、俺…」
「？」
DH「あー…あはは＾＾」
「ぷっ…何よそれ(笑)」
DH「分かんない(笑)」
「もう(笑)」
ドンへがやっぱり、不思議すぎるもんだから
こっちが覚悟決めたってタイミングで…
もう…
「力抜けた(笑)」
DH「ん？」
「んーん＾＾」
DH「…俺もそう思う」
「ん？」
DH「俺も…Aが笑ってるのが、一番好きだよ」
「…」
DH「ね？」
「…うん、ありがと＾＾」
DH「＾＾」
EH「A」
ああ、ついに終わるんだな
「ん？」
EH「…あー…この後って時間ある？」
「…うん！大丈夫だけどどうかした？」
ううん
終わるんじゃなくて、
終わらせなきゃいけない
EH「その…ちょっと話したくてさ」
「そっか…うん、私も話したいことある＾＾」
EH「おう…じゃあ、あとで」
「うん、あとで」
これで最後
あなたにこんなに胸を苦しくさせるのも
声を聞いただけで泣きそうになるのも
本当は、名前を呼ばれるだけで嬉しくなるのだって
今日で最後にする
だから、今日は泣かないよ
私の一番は、きっと笑顔だから
あなたに恋をする私の姿が、
最後に少しでも可愛く映ったらいいなって
そう思うから
「始まるね」
DH「ん？…うん」
「残りも頑張って頭に詰め込まなきゃ〜」
DH「…うん！俺も頑張る！」
「さっきうとうとしてたのに(笑)？」
DH「え；し、してないよ！」
スタッフ「ドンへ、うるさいぞ」
DH「え；あ；だってAが……すみません」
「(笑)」
いじけた顔した彼の横顔に、笑みが止まらない
私の可愛い、温かい、優しい、大好きな友だち
あなたに寄りかかるのも、これで最後にするね…
ドンへ
…ありがとう
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ルル(プロフ) - マイさん» コメントありがとうございます！引き続きお楽しみ頂けるよう頑張ります！ (2022年3月14日 7時) (
レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - 更新ありがとうございます✩やっぱり何度でも読み返したくなる作品です！今後の展開にめちゃくちゃどきどきします~（>_<） (2022年3月14日 3時) (レス) @page48 id: 4baad1fba0 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - くまこさん» お返事遅くなってすみません！また読んでいただけて嬉しいです、、、！更新激遅ですが、たまに覗いて頂けたら嬉しいです。 (2022年1月24日 2時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。嬉しすぎて、また最初から読み直しました。ありがとうございます (2022年1月3日 23時) (レス) id: 8ad2f05511 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - マイさん» 素敵なコメントをありがとうございます。更新ゆっくりではありますが、頑張ります！ (2021年12月30日 1時) (レス) id: 12fb071e85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2017年11月20日 2時
