危険な夏の華 JN ページ18
俺はもともと釣りに行きたいって言ったんだ
スタッフから、「夏の思い出づくりとしてプライベートな時間を作る」と提案された時に…
だけどその話が出てから一番最後に手を挙げたのはマンネで
「水遊びしたい」と小さな声で言った
例によってマンネに甘い俺たちが頷くのは当然だった
「どうしてまた水遊び?」とあとで二人の時にジョングクに聞いた
最近別の撮影でも行ったばかりだったから…
すると少し言いづらそうにしてから、
「…ヌナが……新しい水着、着たいかなって…」
と小さな声で言った
たしかに、こないだの撮影であの子がスタッフに止められていたことを思い出した
好きなものを自由に着たいだろうに、それが難しいことが日常だ
彼女にとってはそれが特に…
マンネなりに、彼女を気遣ったつもりなんだなってその時は思ったけど、
JN「ジョングギ口開いてるよ(笑)!」
俺の声に慌てて口を閉じるその姿に
ヤー、ジョングギ…おまえがただAと水遊びしたかっただけじゃないの!?
おい…今ヒョンを軽く睨んだな;?
それからその視線はちらりとAの方に向くもんだから、
やっぱり確信に変わる
JN「ジョングガ…おまえ、Aの水着姿見たかっただけだろ」
JK「!!///ヒョン、耳元で急に変なこと言わないでくださいよ//!」
JN「なにさ、大声でAに聞こえるように言った方が良かったか?」
JK「もう……そういうわけじゃ…僕はただ…あ…」
言葉を止めたマンネの視線を追うと、
テヒョンがAの肌に触れたところだった
JN「ったくあいつは…;」
JK「なんでヒョンばっかり…」
JN「…」
JM「…ジョングク、そこのボール投げて!ナムジュニヒョンが下手すぎて飛んでった(笑)」
RM「お、皆だって大差無いだろ;?」
JK「…もう、ヒョンたち真面目にやってくださいよ(笑)」
何事もなかったように皆んなの輪に戻っていくジョングクの背中越しに、
ヒョンの顔をしたジミンと目が合って、お互い苦笑い
こんな空気にも、もう慣れたな
「私もやるー!」
JM「ヌナ、こっちのチームね」
JH「いえーい!」
JN「ヤー!明らかに人数比おかしいだろ!」
RM「ヒョン…二人のチームプレー見せてやりましょう」
JN「ナムジュナ…」
TH「ヒョンたち、ボール取ってきてください」
JN「ヤー!」
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ルル(プロフ) - みき(マルクル)さん» ほっこりして頂けて嬉しいです^^!こっそり準備しようと思ったのにユンギにすぐに気付かれて手伝わせたようです…笑!ちょっと遅くなりましたが、メリークリスマスです! (2020年12月29日 13時) (レス) id: 84ad280061 (このIDを非表示/違反報告)
みき(マルクル)(プロフ) - いつも可愛いお話をありがとうございます!トナカイゆんぎを想像したら可愛くてほっこりしました。2人で買い揃える姿も微笑ましいですね。可愛いクリスマスプレゼントをありがとうございました! (2020年12月29日 9時) (レス) id: 4f57f997a7 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです^^ちょっとずつですがひっそりと更新していきますね (2020年5月2日 18時) (レス) id: 5e07b07294 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ルルさん» お忙しい中、更新してくださってありがとうございました。久しぶりにルルさんのお話を読むことができて楽しかったです。のんびりで大丈夫です。書きたいときに書いてくださいね。 (2020年5月2日 12時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまってすみません…みきさんもお元気でしょうか?ゆっくりではありますが、またユンギさんのお話も書いていきますね^^ (2020年5月2日 3時) (レス) id: 5e07b07294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルル | 作成日時:2019年5月26日 17時