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DH「はい、飲み物」
「ありがとう、助かった」
DH「いいえ!しつこそうだったもんね〜」
「うん、じゃあ」
DH「え!!」
「?…まだ何かある?」
勝ち気な黒い瞳…吸い込まれそう…
DH「い、いやぁ…」
「本当ありがとう、じゃあ」
いや、いやいやいや!!!
DH「ちょっと待っ…」
呼び止めようとした瞬間にフロア中の明かりが消える
「今夜はキスイベント!あなたのすぐ傍の人にキスを送りましょう!もしかしたら運命の出会いかも〜!」なんて、イベントのアナウンス
俺はまだすぐ近くにいる彼女の腕を掴んで、
「!…ン」
DH「…」
明かりがパッとついた瞬間、俺はそのまま彼女の手を取って外へ出た
「ちょっと、何なの」
DH「はぁ…ごめん」
「もういい?中戻る」
DH「え、いや・・」
「まだ何かある?」
DH「え?あー・・うんと、えっと」
あわわわわ、こんな時ってどうやって女の子口説んだっけ?ひ、ひちょるひょん!!それかとぅぎひょんんん!!!
DH「うんと・・・もっかい、キスしていい?」
「・・・」
な、何か間違った;;;←
DH「あ、えっと・・;」
「いいよ」
DH「え?・・!!!」
返事が聞こえたと顔を上げた瞬間に、触れる柔らかい唇
DH「ちょっ・・んん・・!」
「・・ん」
DH「・・・」
「はい、キス…したから戻るね?」
DH「うん・・・ん?・・・・・・・いや!!!いやいやいや;!!!!!」←
「!…ちょっと、離してよ…私ここでそう言うつもりで来てないの!ただ音楽はここ、良いから…気分転換に躍りたくて来てるだけ!そういう子なら他探して?」
DH「いや!!俺だって軽い気持ちで来てないし!!だったら毎週ここに来て君のこと探してないもん!!」
「・・へ?」
DH「あ・・;えっと、あの、別にストーカーとかじゃ;」←
「え、何?…あ、雨…」
降り出した雨に、彼女が視線を俺から空へと移す
その横顔さえも綺麗で…
DH「もっかい、キスしていい?」
「…え?ちょっとあなた、私の話聞いてた?…もう、雨凄いし、中戻るから…!」
扉に手をかけた彼女の手をぎゅっと握って自分の方へ引っ張る
「ちょ、」
DH「おかしいと思われるかもしれないけど!!」
「…」
DH「その、初めてここで君を見た時…俺、すごいドキドキして…今もドキドキはしてて…えっと…その、キスしたら…分かっちゃって」
「…何が」
DH「運命だって…君が……好きだって」
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ルル(引っ越し先)(プロフ) - saya_*さん» あんにょんです^^そうだったのですね〜…じゃあ良いタイミングだったのですかね…(笑)?続きも可愛く頑張ります^^ (2016年8月30日 1時) (レス) id: ac42bfaff2 (このIDを非表示/違反報告)
saya_*(プロフ) - ルルさん、あんにょん(^^)このタイミングでカイくんのお話ありがとうございます(;o;)色々あって、、、頭ぐちゃぐちゃだったんですけど、やっぱり応援しよう!って思ったタイミングだったのでびっくりしました(笑)更新たのしみにしてます★ (2016年8月28日 23時) (レス) id: f8cf9d6ded (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - にゃふ〜さん» ありがとうございます(笑) (2016年1月18日 2時) (レス) id: 3da71b524b (このIDを非表示/違反報告)
にゃふ〜(プロフ) - ドンへ~!可愛い~!可愛すぎる:-< (2016年1月18日 2時) (レス) id: b25cb2eda2 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - にゃふ〜さん» うふふ(笑) お楽しみに〜^^ (2016年1月12日 1時) (レス) id: 3da71b524b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルル | 作成日時:2015年8月15日 0時