…SHORT STORY…♯2

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「ちゃ…」

「チャンミンは、チャンミンのペースでやればいいんだよ。周りに惑わされちゃダメ！」



って、俺が言おうとしたこととまったく同じことを俺の隣のヤツが先に答えた


(笑)


ハッとした顔をした弟も、俺からそちらに視線を向ける





「チャンミンは努力家じゃん。だからチャンミンのペースで頑張れば大丈夫だよ。ね？ユチョナ」


「うん(笑)」


「…じゅ、ジュンスヒョンにはそんなこと聞いてないんですけどね」


「何でそういうこと言うかー！」


「大体、食べ物口に詰め込みながら話さないでくださいって、昔から言ってるでしょう」


「ふぁいふぁーい(はいはーい)」


「まったく……ま、参考にします」


なんて、こっちもモグモグと口にたくさん詰め込んで…照れ隠し(笑)


「…ふっ」


気付いたこいつも嬉しそう(笑)


ああ、単純(笑)





「そう言えばさ、昔５人でミニドラマとか撮ったよね！」


「ああ、懐かしい(笑)」


「ユチョンばっかり目立っててさ〜」


「あの頃からヒョンにはセンスがあったんですよ、それに比べてジュンスヒョンは…(笑)」


「な、なんだよぉ！チャンミンだって同じようなものだっただろー！」


「ヒョンよりは絶対マシでした」


「ヤー！ユチョナ、何とか言ってよぉ」


「んー…ま、どっこいどっこいじゃない(笑)？」


「ひょーん！そこは僕の方が上手かったと言ってくださいよぉ」


「ほらね！」


うーん

弟ばかりに甘くすると、こっちもこっちで拗ねるから(笑)

適当に公平にしないと(笑)





「あ！チャンミナ！それ僕の肉だよ！」


「いつ決まったんですか？肉に名前でも書いといてください」


「あーもう！ユノヒョンがいたら怒ってくれるのに！」


「ジェジュンヒョンがいたら間違いなく僕をかばいますけどね」


ああ、たしかにその構図が浮かぶ(笑)


俺とジェジュンヒョンは末の弟に甘いから(笑)







「大体ヒョンは…」


「チャンミンだって…」



肉一つでまだ続く言い争い


ぷっ…


「くっく…あははは」


「「？？」」



あーもう…


「何だよユチョナ、気持ち悪いだなぁ」

「ヒョン、どうかしましたか？すみません僕…」




「んーん！なーんか、変わらないなぁって思って(笑)」





って、俺の言葉に、目を合わせる二人



「ま、僕は成長したけどね！チャンミンは相変わらずだからだな〜」


「ヒョン、服にソース零してますよ」


「え、うわ！早く言ってよ〜」



だから、そう言うとこ(笑)

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