…SHORT STORY…♯2

３ ページ18

「何それー…」



KH「…ごめん」



「…」



KH「…A」



「…」



KH「A、頼むからこっち見て…ごめん」



「むり…」



KH「…俺のこと、男として見れない？」



「だからっ…そうじゃなくて…」



KH「ごめん、俺…Aが優しいから甘えてた…俺だけにだって、そう思ってたから…だから、ヒョンの話聞いて、焦って…あの、こんな体勢で言えたことじゃないって分かってるんだけど…」



「…」



KH「ごめん…嫌なら、もうここにも来ないし、飯食べに来るのもやめ…」



「君だけだよ」



KH「？」



「キュヒョンだけだよ、私が好きなのは」



KH「…？？？」



「男として、見てるのは…ご飯作りたいって思うのは、キュヒョンだけだよ」



KH「…え」



「私がどれだけ、何回、諦めなきゃって思ってたか…そうならそうって早く言ってよ！ばか！」



KH「…まじ？」



「もう、やだぁ…」



KH「A、A、こっち見て」



「…ん」



くるっとまた、彼の方を見ると、




KH「俺も…俺も、Aだけだよ」




嬉しそうに、甘い声でそう言ったキュヒョン









「ご飯…あっためる？」




KH「ん、たべる」




「…」




KH「その前に、」





そんな嬉しそうな顔して、キスしないで




もっと好きになるから




これから毎晩、もっとあなたが恋しくなるから









すっかり私の熱が、彼の方へと移って行って





互いの足が温まった頃、




リビングの明かりをつけて、二人でキッチンへ立った









おしまい







ーーー

ルルです＾＾

寒くなってきましたね〜
風邪などひかないように、温めてくださいね〜！

というのを言い訳に、ルルにしてはちょっと甘めのきゅひょんさん！
なんか甘めぎゅ、ハマりそう(笑)！

甘めどんへばかり書いてましたので(笑)


ではまた次のお話で！

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