穏やかな夜*2U:…? ページ45
田舎の端っこにあるような、裏道一つ入ったところにあるような、小さな居酒屋みたいな場所で
一杯先にやりながら待っていた
「お、もう飲んでる」
「あ、ヒョン…ん、ここ」
ドカッと空いた席に座ると、
「俺が来るまで待ってくれればいいのに」
って、テレビで見せるのとは違う、甘えた一面に笑ってしまう
「ごめんごめん、どーしても!店長が一杯飲めってうるさかったんスよ」
なんて冗談言うと、「んなこと言ってないだろうが」って店長にも笑われた
「焼酎?」
「うん、今日は飲もうかな、せっかくユチョンと会えてるし」
「ん、じゃあとりあえずこれで」
「うん、ありがとう」
「じゃー…乾杯」
「乾杯」
旨いつまみに、酒を飲んで最近のことを話し合う
ヒョンは最近ドラマの撮影ばかりでかなり忙しかったらしい
「あいつばっかりに負担かけてたようで、申し訳ないよ…」
「でももう、マンネってだけじゃないでしょ」
「そうだけど…」
「それもそれで寂しいんスよね(笑)」
「うるさいなあ(笑)」
「昔は可愛かったのにな〜」
「いつの話だよ(笑) っていうか今でもユチョンにはよく甘える方じゃないか」
「そうスか?」
「そうだよ、あいつはユチョニヒョン、ユチョニヒョンっておまえの後ばっかり…リーダーは俺なのに言うこと聞かなかったし」
「ははっ そういうものじゃないスか?ほら、ジェジュンヒョンにだって反抗期だったじゃないスか(笑) アッパとオンマには逆らいたくなるものでしょ、あの頃は」
「なんだよそれ(笑) でも…本当、頼れる男だよ、あいつは…あいつがいなかったら、きっとこうして今も穏やかにお互い話せなかっただろうし」
「そうスね…」
「あいつがいたから、二人でもやってこれたと思うよ」
「うん…」
「…で、長男の方はいつ行くの(笑)?」
「(笑) …俺もすぐスよ」
「だよな…」
「…こないだジェジュンヒョンに会って」
「ああ、俺も連絡だけしたよ」
「元気そうだった…行く前は怖いって言ってたけど…なんだか落ち着いてたよ」
「…そっか」
「逆に向こうでの方が会えたりしてね」
「あはーはっ」
「再び燃え上がる二人の愛…」
「おい、おまえまだそんなペンピクみたいの読んでるのか(笑)?」
「読んでないスよ(笑) でも昔からヒョンたちのって、なんか濃いから面白いじゃん(笑)」
「ったく…(笑)」
それからまた一頻り、昔の話に遡って…
昔はコーラにハンバーガーだったのに…時が流れるのって早い
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ルル(プロフ) - りんさん» だんだんと見られなくなってきた組み合わせなので、書いてて私も楽しいです^^コメント、ありがとうございます! (2017年5月24日 2時) (レス) id: ac42bfaff2 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ここで2Uうれしいです。しかも母子にも、ジェジュン、ちゃみ最高あとは、パパと次男も、ユンジェミンも、欲張りになりますね(≧∀≦) (2017年5月23日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルル | 作成日時:2015年8月15日 0時