gift:SJ D&E ページ28
ピンポーン
真夜中に鳴ったインターフォン
宅配なんて頼んでいないし、こんな時間にインターフォンを鳴らすやつはこの部屋の住人では一人しかいない
ピンポーン
あー、もう!!
食べかけのアイスをテーブルに放って立ち上がる
あと数歩でドアを開けるって時に、ガチャって勝手に回った鍵の音
あれ?
DH「あ!!だからなんでヒョクが開けちゃうのー!?」
EH「ちょ、おまえ夜中なんだから静にしろよ…」
DH「この階俺らしか住んでないし大丈夫だって!…じゃなくて!!俺はいつもAに『おかえり♡』ってドア開けてもらいたいのー!」
EH「はいはい、さっさと入れ。Aの顔引いてるから」
DH「Aー!!ただいまー!!」
ヒョクチェの呆れた顔は無視して、ドンヘが、がばっ、ぎゅうって抱きついてくる
あ…
「ドンヘたばこくさい…」
DH「あ、さっき隣の人が吸ってたから…」
「やだーくさいー」
ぐいぐい離すと、
DH「俺の匂いじゃないもん!!待って!!すぐシャワーするから!!そしたらぎゅってするもん!!」
だだだっとバスルームへと駆けてったと思ったらくるっと振り返って、
DH「ただいま」
にへら〜ってするから、
「(笑) おかえり」
DH「シャワー行ってきます!」
「いってらっしゃい(笑)」
もう、あほ(笑)
EH「ったく;」
「!…ヒョクチェもおかえり」
EH「ん…あー、髪乾かせよ…いつも言ってるじゃん」
風呂上りだった私の髪は湿っていて、雫がじわっとTシャツに染みた気がした
「だってまだ暑くて」
EH「いーから…ったく、ほら…//」
近くにあったタオルを頭にばさっとかけられる
直前に見えたヒョクチェの耳はやっぱり赤くて、少し申し訳ないのと、笑ってしまうのと
一緒に暮らし始めて一年以上経つけれど、ヒョクチェは未だ私の風呂上りの格好が気に入らないみたい
なんか、恥ずかしいんだって(笑)
私はあまり気にせずだけど、ちょっとでも女の子として扱われるのはこちらもやっぱりこそばゆい
EH「髪、乾かしてやるから…ん、座りな」
ソファに座ったヒョクチェが、足元のラグを指差す
反抗するとうるさいから、大人しく彼の足の間に座った
間もなく温かい風と、優しい手がやってきた
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ルル(プロフ) - りんさん» だんだんと見られなくなってきた組み合わせなので、書いてて私も楽しいです^^コメント、ありがとうございます! (2017年5月24日 2時) (レス) id: ac42bfaff2 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ここで2Uうれしいです。しかも母子にも、ジェジュン、ちゃみ最高あとは、パパと次男も、ユンジェミンも、欲張りになりますね(≧∀≦) (2017年5月23日 21時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルル | 作成日時:2015年8月15日 0時