:5 ページ46
ヨンウンに連れてこられたのは、なんていうか…普段こないような、ほら、なんか置いてある花瓶とかがめっちゃ高そうな感じ？
音楽とかがしずーーーかに流れてる感じ？
そんなとこでいつもみたいに大きな声も出せるわけも無く、ちょっと出されたその逞しい腕にすがりつくような気持ちで手を添えた
っていうか、普段そんなんしないじゃん…
個室に通されて、椅子もヨンウンが引いてくれて…
向かいの席に彼も座って…
っていうかなんか、テーブル長いし！いつもは隣とかなのに、なんか改めて正面とか座ってるし！
そんでもって…
やっぱ今日のヨンウン…
「かっこいいし…」
KI「とりあえずそのコースお願いします」
スタッフ「かしこまりました」
なによ、いつもメニューなんて私に任せるくせに…なんで今日はそんなスマートなの？
ウェイターさんによって運ばれて来たシャンパンがグラスに注がれて、
ちらっと向かいを見ると、
「！」
なんで、なんでそんな優しい顔でこっち見てんのー//おまえはシウォンくんか//！
「な、なに…//」
KI「ん？ほら、グラス持てよ」
「ん…」
KI「ま、じゃー乾杯！」
「え、何に？」
KI「ん？あー、じゃあおまえの瞳に乾杯(笑)」
「ちょっ、なにそれ…//」
そんな、仮にもアイドルなんだから照れるでしょうよ…
そんな、かっこいい人に言われたら…//
っていうか本当に目の前に座ってるのっていつものヨンウン？
「きょ、今日は何？ほんと…なんか、ドッキリ？」
KI「なにがドッキリだよ(笑) たまにはいいんじゃねーかと思ってさ、こういうのも」
「そう、かな…」
KI「…やっぱ嫌だったか？」
「え、そ、そうじゃなくて…」
KI「なんだよ」
「あ、あのさ…」
KI「ん？」
「…隣行っちゃダメ？」
KI「は(笑)？」
「だ！だって！落ち着かないの…いつも隣だし、近いのに…なんか、ここテーブル長いし…なんか、遠いし…」
KI「ったく(笑) ほら、こっち椅子もってこい」
「ん…」
KI「あーいいよ、俺が運んでやるから」
「あ、ありがと…」
椅子をヨンウンのすぐ側に置いて、近くに座った
次に料理を運んで来てくれたウェイターさんは何も言わずに、ただにっこり微笑んで、移動した私の前にお皿を置いてくれた
「やっぱり、いいお店は対応が違うなー」
KI「ん？」
「ほら、なんかすごいスマートだもん！でもやっぱ…緊張しちゃう、こういうの(笑)」
KI「ははっ、まーな(笑) あ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 239人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルル(プロフ) - SK ジンニムさん» 読んでいただいてありがとうございます！他のお話もキュンキュンしてもらえるように頑張りますね＾＾ (2019年8月27日 23時) (
レス) id: 84ad280061 (このIDを非表示/違反報告)
SK ジンニム(プロフ) - こんにちは！リョウクのお話…めちゃくちゃキュンキュンしました…最高です！他の作品も頑張ってください！ (2019年8月27日 1時) (レス) id: 4e5b2c9bbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月13日 3時
