:5 ページ5
「ちょっ」
慌てておでこを両手で押さえると腰に回された彼の手にぎゅーっと力が入る
「とにかく、禁止…」
「は？」
「か……かわいすぎるの……禁止」
そう言った彼の耳が真っ赤に染まりだしたのを見て、思わず笑みがこぼれた
さっきまで怒ってたのが嘘みたいで、単純だな、私…
「ねぇ…」
「ん？」
「A…俺、我慢できない」
「へ？あ、ちょっとキュヒョン！」
ひょいとお姫様だっこされたかと思うと、スタスタと寝室へ向かうキュヒョン
どさっとベッドに下ろされると、押し返す間もなくキュヒョンが覆い被さってくる
「っ…きゅ…ひょ」
甘く深い口づけを受け止めていたけれど、その胸をなんとか押し返す
「なに？」
少し不機嫌そうにする彼に
「ドンへたちにメール打たせて？ちゃんと行けないって言わなきゃ」
「そんなのあとだって…「だーめ、一度行くって言っちゃったし！」
ぽすっと私の首元に頭を埋めると、そのままの態勢で「Aのそーいうとこ好き」なんていうから、ふわふわの頭をくしゃくしゃにした
「あ、俺もメールしよ」
「え、キュヒョンも？」
「うん」
メールを打ち終わると
「じゃ、いい？」
「き、聞かないでよ！」
「A」
「ん？」
「今日…すごいかわいい」
「…ん」
「ワンピース、すごい…似合って…る」
「ふふっ…なんでカタコト？」
「…//」
「……ありがと」
「A…」
「ん？」
「かわいいのは…俺の前だけにして？」
再び真っ赤になった彼を見て幸せな気持ちになる
それから両手をその首に回して、彼のおでこにそっとキスをした
「A」
「んー？」
「俺、今日優しくできる余裕ないかも」
「え、や、きゅ…ひょ、な…」
---------------------
ps
DH「ねぇねぇ、Aから返信来なくなった〜」
EH「仲直りでもしたんじゃねぇの？それかキュヒョンから説教くらってたりして〜」
DH「え！助けに行かなきゃじゃん！！」
EH「ばーか、よろしくやってるに決まってるだろ」
DH「ひょくちぇ、えろーい」
EH「は！？な、ちげーよばか」
DH「何が違うんだよ〜あ、Aからメール！…今日来れないって〜なんだぁ…仲直りしたみたい…あ、キュヒョンからも！『手出さないでね』だって！」
EH「むかつくな」
DH「ったく誰のせいでAが…あ、またメール！『SW:すまない、少し遅れる』ってシウォナだった…」
EH「うん、あれだ、おごってもらおう」
DH「うん、そうしよう」
おわり
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 239人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルル(プロフ) - SK ジンニムさん» 読んでいただいてありがとうございます！他のお話もキュンキュンしてもらえるように頑張りますね＾＾ (2019年8月27日 23時) (
レス) id: 84ad280061 (このIDを非表示/違反報告)
SK ジンニム(プロフ) - こんにちは！リョウクのお話…めちゃくちゃキュンキュンしました…最高です！他の作品も頑張ってください！ (2019年8月27日 1時) (レス) id: 4e5b2c9bbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月13日 3時
