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「あの…」
RW「何度も僕の事見てたよね？」
「あれ…は…」
RW「あれは…？」
まるで魔法をかけられたみたいに、耳が…胸の奥が…じわじわと熱くなる
「あの…私、リョウクさんの…」
RW「…残念、時間切れ」
「？」
気付けばタクシーが停車して、私のマンションの前だった
「ありがとうございました…」
タクシーを降りてお礼を言うと、彼はにっこり笑って、
RW「今日は来てよかったみたい…面白いものが見れたし(笑)」
「な//！そ、それじゃあ失礼します…」
あ…
「あの…」
ん？っていう顔をする彼…そんな顔はちょっと可愛い…//
また会いたいです…なんて言っても…いいんだろうか…
すると彼もタクシーから降りて来て、ふわっと肩に彼のジャケットをかけられる
「…リョウクさん？」
RW「身体、冷やしたらいけないよ」
部屋まで着ていって、とまたタクシーに乗り込む彼
「リョウクさん、これ…」
RW「ん？明日取りにくるから、それまで持ってて」
「あ、明日？」
RW「うん、明日…答え聞かせてくれるでしょ？」
タクシーが小さくなって角を曲がるまで、そこにずっと立ち尽くしていた
「明日…」
ジャケットから広がっていく温かさと、彼の香水だろうか…甘くて少しセクシーな…
彼の声みたいな香り…
甘い魔法なら…どうかまだとけないで…
明日さえ待てなかったせっかちな私は、教えてもらったその番号に電話をかけた
『…もしもし？』
「あの…私、リョウクさんのこと…好き…みたいです」
ーーーーーー
そういえばあの時は「明日って言ったよね？」ってリョウクからの返事は結局次の日にもらったんだっけ…
「付き合おうか」って言ってくれたけど…思ってた通り彼はちょっぴり意地悪だった…
そ、そんなリョウクが好きなんだけど…
って私大丈夫かな？(笑)
そんなことを考えていたら…
RW「寝なって、言ったよね？」
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ルル(プロフ) - SK ジンニムさん» 読んでいただいてありがとうございます！他のお話もキュンキュンしてもらえるように頑張りますね＾＾ (2019年8月27日 23時) (
レス) id: 84ad280061 (このIDを非表示/違反報告)
SK ジンニム(プロフ) - こんにちは！リョウクのお話…めちゃくちゃキュンキュンしました…最高です！他の作品も頑張ってください！ (2019年8月27日 1時) (レス) id: 4e5b2c9bbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月13日 3時
