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Aに呼ばれてリビングへ戻るとなにやら甘い香り…
？？
「もうちょっとで焼き上がるから少し待ってて？」
そう言ってキッチンに近づく彼女
「へ？？」
「ほーら、そこ座ってて？もう出来あ…あ！出来た！」
そう言って彼女が手元に持っているのは…
「けーき？？」
「ん？うん、そうだよ？ほら、座って一緒に食べよ？」
「な、んで？あ、でも、俺、そうじ！！」
「もー掃除はいいから！今日は私のスペシャルデーなんでしょ？私は一緒にケーキ食べてほしいんだけどな〜…ドンへは食べてくれないの？」
「え！ううん！！食べる！食べるよ！！」
「ふふ、よかった…」
美味しそうなチョコの香りのするケーキは本当なら俺が今朝、彼女に作ってあげるはずだったケーキで…
キッチンには俺が走り書きした作り方のメモが置いてあった…
「A…あれ見て作ったの？」
「ん？うん…だってドンへ食べたかったんでしょー？」
そう言って彼女はからかうみたいな顔をして笑ってる
「う…じゃなくて…俺がAに食べさせてあげたくて…」
「んー…私はドンへに食べてもらいたかったけど？嫌だった？」
「え！？嫌じゃないよ！！す、すっごい嬉しい！！けど…俺…食べてもらいたくて…だって俺がもてなそうと…俺…」
ってごにょごにょもにょもにょ言ってたら、彼女がちょっとだけテーブル越しに身を乗り出して
「あーん」
って可愛く口を開けていて…
「ドーンへ？食べさせてくれるんでしょ？」
「え、う、うん！！あーん♡」←
おいしいってもごもご言ってるAはやっぱりかわいい←
そんでもってついでに俺も、あーん♡してもらっちゃた＾＾
それから２人でソファに座って淹れ直したコーヒーを飲む
「じゃあ俺が片付けしてあげるね！Aはテレビでも見ててね＾＾」
「…んー…」
席を立つと、なんだか考えるように彼女が俺のシャツの裾を引っ張った
「A？」
？？とりあえず彼女の隣に座り直す
「片付けはあとでいいからさ…私ちょっと寝たいな…」
「？？じゃあゆっくり寝てて＾＾起こしてあげるから！」
「じゃなくて…」
「え？って…A？？」
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ルル(プロフ) - SK ジンニムさん» 読んでいただいてありがとうございます！他のお話もキュンキュンしてもらえるように頑張りますね＾＾ (2019年8月27日 23時) (
レス) id: 84ad280061 (このIDを非表示/違反報告)
SK ジンニム(プロフ) - こんにちは！リョウクのお話…めちゃくちゃキュンキュンしました…最高です！他の作品も頑張ってください！ (2019年8月27日 1時) (レス) id: 4e5b2c9bbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月13日 3時
