:4 ページ17
急いで食器を片付けて、ふとソファの方を見るとなんだか彼女がクスクス笑ってる
「？？あ、A、コーヒーいる？？俺が淹れてあげる！」
「うん、ほしいなー…けど…ふふ」
「？？」
「ドンへ、ちょっとこっちきて？」
？？
言われるがままソファの方へ近づくと
「どうやったらそんなトコにつくわけ？？あはは」
って笑いながら俺のおでこに触って、
「あ、泡…」
食器洗ってる途中に付いたのかな？
なんだかAが楽しそうにしてるから、俺もふにゃ〜ってなった
気を取り直してコーヒーを淹れて一緒にソファに座る
「ね、A！俺になんかして欲しい事ある？」
「ん？してほしいこと…？ってか今日はそんなにどうしたの？」
「今日はね、なんと、Aスペシャルデーなの！だからAのために俺がいろいろやってあげる！」
「なんでそんな急に…「いいから！ねーね！なんかしてほしいことある？？」
「そーだなー…「あ！！掃除！俺が部屋の掃除してあげる！！！」
「え？」
「掃除！いつも俺がちらかしちゃうし！してあげる！！だからAはここでゆーっくりしてていいから！ゆーっくり！ね！」
「あ、ちょっとドンへ…」
よーし！今度のミッションは掃除だ！ヒョクにも普段してもらってることしてあげろって言われたし！
ーーー３０分後
「あ、この雑誌見たかったやつだー」
「なにこれ、Aのアルバムじゃん！うわっなにこれ、Aの制服姿とかめっちゃかわいい！」
「あ、俺もおそろいのアロマキャンドル買おうかなー…」
「…ドンへ？……何してんの？」
「！！！」
振り返ると部屋のドアに寄りかかって俺を見ているA
「え、あ…」
「掃除するって言ったのに大きな声しか聞こえないし…掃除機も持ってかなかったから…」
俺はAの部屋の床に座り込んでて、その前には俺が引っ張りだしたものがたくさん散らばってて……
「あの…掃除しようと思ったんだけど…なんか…見たいものたくさん発見しちゃって…あの…それで…」
あわあわ…Aのためにやろうと思ったのに！時間めっちゃ経ってるし…
「…はぁ…ちょっとこっち来て？」
「…はい」
うう…またしても失敗……ヒョク、俺どうしよう……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 239人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルル(プロフ) - SK ジンニムさん» 読んでいただいてありがとうございます！他のお話もキュンキュンしてもらえるように頑張りますね＾＾ (2019年8月27日 23時) (
レス) id: 84ad280061 (このIDを非表示/違反報告)
SK ジンニム(プロフ) - こんにちは！リョウクのお話…めちゃくちゃキュンキュンしました…最高です！他の作品も頑張ってください！ (2019年8月27日 1時) (レス) id: 4e5b2c9bbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月13日 3時
