やっぱり ページ9
「なんで;?」
KH「緊急ギュライン」
「はい;?約束とか…してたっk…」
KH「するわけないでしょ、ヌナ、いないんだから…」
「あ、え、…あー、ごめん?」
KH「…」
何やらスマホを取り出すキュヒョンの隣でチャンミンはクスクス笑ったまま
KH「ヌナ」
「はい;」
ずいっと見せられたのは、ジョンヒョンに焼けたお肉を「あーん」してあげてるところをおさめた写真
「へ?ああ、そうそう!今焼き肉パーティーしてて…」
KH「そういうこと言ってんじゃない」
むっすーってしたキュヒョンの顔を見て思い当たることと言えば…
「あの、もしかしてなんだけど;」
KH「危機感」
やっぱり;
「あの、でも皆は弟なわけで;これだって、たまたま焼けたお肉があったからあげただけで;そんな意味はないわけで;」
むっすーしてるキュヒョンに必死に言い訳していたら
隣のチャンミンは片目を細めて、もの凄く笑を堪えているみたい
CM「ヌナ、とりあえず僕ら、あがってもいいですか(笑)?」
未だにアイドル二人を玄関に立たせたままだったことを思い出して、
「ああ、どう…」
MH「どうぞ、ヒョン!」
「なんであんたが言うのよ!」
MH「あはは(笑)」
ミノに連れられるまま、「お邪魔します」とチャンミンはリビングへ向かった…のに、
「キュヒョンもあがって;?」
KH「…」
結局無言のまま、スタスタ靴を脱いであがった
無造作に脱がれたその靴を揃えてあげて、振り返ると,
KH「…!」
気まずそうな目と合って、
KH「…」
逸らされる
…心配して来てくれたのね(笑)
そして突然来たことにちょっと後ろめたさを感じてるのね(笑)
彼らが強引に来たことも忘れて、可愛いなと思ってしまった
ああ、これが甘いってやつなんだろうか
なんとなく、キュヒョンに甘くしたら、
"なんで!?なんでキュヒョンばっか!!"
って、今度はこれまた大きな弟に怒られそうな気がした
KH「ヌナ、早く」
「はいはい(笑)」
KH「何笑ってんの」
「キュヒョンが可愛くないなって(笑)」
KH「こんな可愛い男、他にどこにいんの?」
「はいはい(笑)]
KH「可愛くないな」
「ヌナが可愛くてしょうがないくせに(笑)」
KH「…むかつく」
「いひゃいんだけど」
頬っぺたをぎゅむって抓られたところで、
KH「変な顔(笑)」
やっとキュヒョンが笑った
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作者名:ルル | 作成日時:2015年8月13日 2時