バカな彼女５ (ページ43)

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すぐ呼ぶからページ43

EH「え、おい；」

「戻るんでしょ」

EH「ごめんて、じゃあ開けるから」

「そんなしょうがなく開けて欲しくないし」

EH「なに拗ねてんだよ；」

「後で勝手に一人で開ければいいじゃん」

EH「おい；」

「私のことからかって満足したでしょ？ほら、戻るよ」

恥ずかしいやら悔しいやら、拗ねたフリするのも可愛くないけど、

こんなんじゃなかったのにな…

ん、っていうか…

EH「おい；！俺の誕生日祝いなんだからどうしようと勝手だろー！」

「ほんと、買いたいものないの？」

EH「あ？うん」

「…(笑)」

EH「なんだよ；」

わざわざさっきの文句言うために連れて来たんだ…

誕生日、祝って欲しくて？

それに…皆の前だと、格好つかないし…？

なんか、前のサプライズのことを思い出す

ヒョクって、なんかー…皆の前だと素直じゃないよね(笑)

EH「何だよそのニヤニヤは；」

「んーんなんでも(笑)」

EH「なんか企んでんな？」

「企んでないよ(笑)」

EH「うそだ」

「んー…ヒョクチェくんが可愛いなと思って(笑)」

EH「はぁ；？…むかつく！」

「痛い、ちょっと！苦しい、ぎぶぎぶ！」

EH「ばーか、俺に楯突くからこうなんの」

「ヒョクのくせに生意気」

EH「あ？」

「もういい、いじめられたってドンへに言いつける」

EH「そんなこと言ったら絶対あいつおまえの味方するだろー；？うるさくなる」

「へん、生意気ヒョクなんて一人になっちゃえばいいのよ、シウォナにでもかまってもらいなさい(笑)」

EH「ったく…ほら、早く戻るぞ(笑)」

「分かってるし」

EH「…出きるだけ、早く戻れよ」

「何よ、今戻って…」

EH「じゃなくて！SHINeeとかの、他のとこからってことだよ…忙しいことに慣れる必要ないから」

「…」

EH「断りたいときははっきりそう言えよ？」

「…ヒョクがそんなに戻って来て欲しいって言うなら(笑)」

EH「ったく、調子いいな(笑)」

「…ヒョクが戻って来いって言ったら、早めに戻ってあげる」

冗談に、本当の気持ちをのせて、表情を悟られないように彼の少し前を歩く

EH「じゃ、すぐ呼ぶから」

「え？」
　

EH「言ったろ？…俺の我が儘聞いてくれんの、おまえくらいなんだから」

って、耳が赤いし…

なによ…

「そーだったね、いつもお疲れさま」

EH「……やっぱうるさい」

「照れてるの(笑)？」

EH「るさい」

"ヒョクも心配してるよ？きっと"