バカな彼女５ (ページ25)

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安心 CM ページ25

ドンヘヒョンが、

ヌナを抱いて寝室であろう部屋に消えてからのこの状況…

このとんでもない状況に気付いてるのは多分僕だけかな

って思っていたけれど、

ドアを静かに閉めたテミンがこちらに戻って来たのを確認したオニュ…と視線が合う

ON「…」

CM「…」

困ったように、オニュが笑う…

きっと僕達同じ顔をしてるんだろうね

そっか…テミンがねぇ…

JH「本当仲良しなんですね」

MH「聞いてはいたけど…本当彼氏みたいっていうか(笑) 前も飲み会の時すごいメールでしたもんね、キュヒョニヒョン」

KH「え？あ、ああ…いっつもあんなだから、ヒョン」

なんて冗談みたいにニヤって笑った顔も、どこか元気が無い

KY「テミン、コーラ飲む？」

TM「あ、ありがとうヒョン」

ああ…キボムも気付いてるのかな？

ドンへヒョンがここへ来てから、定位置みたいに引っ張られて、当たり前のように隣に座って、

酔いもこないだより早いし、

さっきまで僕らと話していた時もうつらうつらと、眠そうに笑って我慢していたのに…

ドンヘヒョンの肩であっさりと寝てしまったAヌナ

Aヌナはドンへヒョンが来て安心してる

そんな雰囲気だった

仲が良い、それだけだったらきっとキュヒョンの隣でも寝たと思う

だけど、ヒョンとヌナの間には僕達がまだ入れないような絆があるし、

それはきっと一番近くで過ごして来て生まれたものなんだろう

さっきまで、ヒョンが来るまでは、

ここでは一番キュヒョンがヌナに近かったし、

ヌナもキュヒョンに安心してた

だけどそれ以上に、ドンヘヒョンの前で安心したんだ

KH「…遅いな」

CM「(笑) 見てくれば」

KH「…うん」

何もない、そう思ってても…心配なんだろうな

ああ、こりゃあ完全に、おまえはヌナのことが好きなんだな(笑)

しばらくして出て来たヒョンが、

ここに泊まろうか、なんて電話越しの誰かに言った時のキュヒョナの顔は、

もの凄く怖かった(笑)

ああキュヒョン

この他にもまだライバルがいるんだろ？

CM「ヒョン、もう少しここにいても大丈夫ですか？」

DH「え？ああ…多分大丈夫だけど…」

JH「もう少ししたらマネヒョン迎えに来るんで、それまでいさせてください」

DH「うん、いいよ～」

KH「ヒョンの家じゃないでしょう」

DH「む、俺の第二の家だもん」

KH「…」

キュヒョン、俺はおまえの男だから、おまえの味方してやるからな(笑)