子犬たち ページ3
メンバーたちと電話したあの日から、
出てね?って言われたドンへの電話はかかって来ることが無く…
珍しい、と思ったけど、そういえばドンへとヒョクはもう日本でのプロモーションの準備をしている頃だとぼんやり思い出した
未だ忙しい時間の中、
スタッフ「Aさん、これもお願いできる?」
「あ、はい!了解です!」
スタイリストという仕事を越えて、
もはやすっかりSHINeeのスタッフの一員のように走り回る私
スタッフ「こっちのスタッフになればいいのに(笑)」
「戻らなきゃ駄々こねる友だちがいるので(笑)」
そんな会話も増えて来た
それと同時に…
ON「ヌナ、お肉食べたい…」
「カムバまで止めとくとか言ってなかった(笑)?」
ON「うー…ヌナぁ…」
机に頭を乗せてこちらを見る子犬が一匹
「そんな目でヌナを見つめるんじゃありません;」
ON「(笑)」
KY「僕もお肉〜」
「わ、ちょっと;」
後ろからへたりと寄りかかって来る子犬一匹
JH「ヌナ〜疲れた〜」
「ちょっと、動けないから;ほら、あんんたたち練習は?」
ふざけて腰に巻き付いて来る子犬一匹
JH「今休憩しにヌナのとこ遊び来た〜」
「いや、私仕事中だからね;」
MH「ああ、また!ほら、ヌナから離れて」
親切なように見せかけて、
MH「あ、ヌナ!今日何時終わりですか?ヌナの家でご飯食べたいです!」
爽やか笑顔でおねだりする子犬一匹
KY「それナイス!」
「いや;」
JH「俺らにカムバファイティン!ってことでさ!ね?ね?」
MN「なにあんたたち、またAにちょっかい出しに来たわけ(笑)?」
ON「ミナヌナ〜今日もAヌナの家でご飯するんでヌナも行きましょ〜」
「決まってないから;!」
MN「私はあんたたちのためにまだ仕事終わんないのよ〜」
オンニの声に、ちょっとしゅんってなる子犬四匹
MN「行って来なさい!活動始まったらゆっくりご飯も食べられないんだから…ただし、残りの練習きっちりやんなさい?ペンの前でみっともない姿見せられないでしょ!」
優しいオンニに「はーい!」って笑顔で応える子犬四匹
「え、オンニ;行って来なさいって;」
MN「この子たちよろしく〜」
MH「じゃあ練習戻ります!また迎え来るね〜」
慌ただしく飛び出して行った子犬たちにため息をついた所で、
TM「ヌナ!今日ヌナの家でご飯って本当?」
可愛い子犬がもう一匹、扉から顔を出した
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作者名:ルル | 作成日時:2015年8月13日 2時