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大きな声とため息と ページ17

玄関を開ける

なんだか少し驚いた顔のドンへが立っていて、



「とりあえずあがって?あ、何見ても文句言わないd……ちょっと、ドンへ?」


DH「A、会いたかったーーーーー」



抱きしめる力がいつもより強いのか

久しぶりだからそう思うのか

とりあえず苦しくて冗談を言うと、不機嫌そうな顔をあげたドンへ



「久しぶり、ドンへ」


DH「久しぶり、A」



うん、私も会いたかったよ…

なんて、恥ずかしいけど、少しだけそう思った…



「とりあえずあがって?」


DH「うん!あ、これこれ!好きなAがお菓子!!」


「ドンへ、ちゃんと文にして喋って;」


DH「え?」


「(笑) ううん、お菓子買って来てくれたの?」


DH「うん!食べよ!…あれ?なんか食べてた?いい匂いする…」



もらったビニール袋を覗いてた私は、すっかり気を抜いてて、



「あ、ドンへ!ちょっとまっt…」



って追いかけた時には、




DH「…なんで!!!?」



って、大きな声と、



KH「ヒョン、お疲れさまです」



って呑気な声と、



SHINee「「ドンへヒョン、お疲れさまです!!」」



って爽やかな挨拶と、



CM「お肉もうありませんよ(笑)」



っていう最強な声と、



DH「A!?俺、聞いてない!!」



また大きな声が降ってきた






ON「えーっと…」


「座って?大丈夫だから」


DH「何が!!大丈夫じゃないー!!」



「座って座って」と後輩たちを座らせる私の正面に立ったドンへが、ぐいぐいと距離を詰めてくる



「ああもう;だから;」



ついにはぎゅうっと正面から抱きつかれる



JH「おお〜」


KY「こういうことか」


DH「A、こっち」



そのままぐいぐいとキッチンまで押されれば、ため息が出る



DH「ため息!」


「だって;」


DH「何これ、どういうこと?俺言ったよね?簡単に男あげちゃダメって!!」


「んー、そうだっけ;?」



なんて、前にキュヒョンをあげた時のことを思い出す

危機感が無いって、ついさっきもそのキュヒョンに言われたばかりなのに…



「でも今日は酔ってたからとか…そういうんじゃないの」


DH「むー」


「SHINeeの皆がもうすぐだから…リラックス出来たらなって、マネージャーさんと話してて…外だと落ち着けないからここ貸してるだけ」


DH「それ、Aの役目なの?」


「仲良くしてるから…それに程よく外の人間だし、気使わないし、ね?」


DH「…ん」

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作者名:ルル | 作成日時:2015年8月13日 2時

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