仲良いから DH ページ42
エントランスを抜けてAの後を付いて行く
「別に平気なのに…」
DH「危ないだろ、もう夜遅いんだから」
ぶつぶつ言いながらエレベーターのボタンを押すA
エレベーターに乗り込むと、先ほどの光景が浮かんでくる
.
.
KH「あ、ヒョンたち来たみたいですよ」
弟の声に顔を上げると二人が一緒に歩いてくる
Aの顔が少し笑っているみたいで、俺もなんだかホッとした…のに…
俺たちに気付いて小走りになったシウォンの腕を掴んで引き止めるA
それからAがシウォンを見上げて何か言っている
それからにっこり微笑み合って…シウォンが小さな頭をポンポン叩いてフードをすっぽりとかぶせて…
なんかまるで…
KH「ヒョン、あの二人って付き合ってたりとかしないですよね？」
DH「…」
そう見えてもおかしくない…けど
DH「…仲良いから…」
KH「…」
車に乗っても、二人のさっきの様子が気になるばっかりで、俺は何にも喋っていなかったらしく…
「ドンへ、ごめんって…もう置いて行ったりしないから、ね？」
DH「べ、別にそんなの気にしてないよ！子どもじゃないんだから！」
なんだよ、俺がAがいないとダメみたいに
まあ、置いてかれるのは…嫌だけど…
SW「はは、ドンへはAのこと心配で大変だったんだよ、僕の事ずっと急かしてさ」
DH「シ、シウォナ！」
恥ずかしいことを暴露されて、チラッとAの方を見ると…
シウォンがかぶせた、キュヒョンのフードをかぶるA…むむむ
気付いたら俺は思いっきりそのフードを引っ張っていた
DH「あ！…えーっと…」
な、何してんだ俺…あ、あわあわ
DH「なんか重そうだったから！！」
出てくる理由も意味不明…
でもAがもう一度かぶろうとするから慌てて両手をでその手を掴む
A、手ちっさ！！
その後連発する俺の意味不明さにAはポカーンてしてる
KH「ドンへヒョン、止めて下さいって言いましたよね(笑)？」
DH「な！だから別に…！！俺はただ冷えるとよくないと思って…」
KH「はいはい(笑)」
DH「ヤー！！」
“分かったなら今度から過剰な嫉妬は止めてください”
別に俺は嫉妬なんか…ただなんか嫌なだけ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月13日 0時
