いつも DH ページ13
だってそんな言い方したら…
「あ…だってヒョクの彼女さんですから!もちろん!」
ほら…
JM「嬉しい、ね?ヒョクチェ」
EH「ん?そうだね」
微笑む彼女に、デレデレするヒョク
二人を前にしたらこんなのいつものことなんだけど
今日はなんだか変に苛立ってしまう
俺は少しだけ強く、繋いだAの手を握った
けど…
「あの、私ちょっとお手洗いに…」
俺の手から強引に抜け出して、Aは個室を出て行った
JM「ね、Aさんってとっても素敵な人ね?」
EH「そう?」
JM「急なお願いだったのにお店まで用意して…恋人とか…いるのかしら?」
EH「彼氏?いやーいないと思うけど…ってか俺らの前で男の話なんかしたことないもんな(笑)」
DH「ん?あー…そうだね」
何も知らないヒョクは笑っているけれど、俺は笑えないよ…
すると隣から意外な言葉が飛んで来た
KH「もったいないですね、ヌナ可愛いのに」
DH&EH「「は!!?」」
KH「は?」
JM「どうしたの?そんなに驚いて」
EH「Aが可愛い…?」
KH「何でそんなに驚いてるんですか?メンバーだってよく言ってますよ」
DH「え?誰が?」
KH「トゥギヒョンとか…ソンミニヒョンもリョウクも最近仲良いし、ヒチョルヒョンだって可愛がってるじゃないですか」
たしかに…最近のAは俺ら三人と仲良くなり始めた頃より、他のメンバーとの距離が近くなった気はしていたけど…
KH「それにAヌナ、結構男性スタッフから人気あるんですよ?」
EH「え?何それ!」
KH「最近綺麗になったって評判だし、局のスタッフに声かけられてるのも見た事あります」
それは全然知らなかった…
なんかちょっと…むむ…
JM「ほら、やっぱりAさん誰かいるんじゃないかしら?」
EH「え…」
KH「ま、俺も良くは知らないですけど」
DH「いないよ!」
ちょっと強めに出て来た俺の言葉に驚く三人
だって…
DH「いたらきっと俺らに報告するでしょ?」
EH「え?あ、ああ…そーだよな!」
ヒョクの返事にジミンの顔が少し驚いたのを見て、俺は少しほっとした
今日やけにジミンに苛立ってしまったのはきっと俺らの『いつも』をとられたような気がしたからだ
いつもヒョクとA、シウォンと俺がいた場所に今日はジミンとキュヒョナがいて、いつもと違ったやり取りをして…
あれ…
Aがなかなか帰ってこないな
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作者名:ルル | 作成日時:2015年8月13日 0時