７８ KH ページ38
「…？」
KH「あ；」
思わずガッツポーズした俺を振り返った彼女
「もしかして(笑)」
EH「こいつからだよ(笑)」
「ほんと？キュヒョナ！すっこい可愛いこのピアス＾＾！！」
あーーーもう、その笑顔が俺はいつだって見たいわけで…
「え、え；？」
EH「ヤー！ヒョンの前で抱きつくな(笑)！」
KH「ごめん、A」
「…？」
KH「ごめんな、ずっと、俺…」
「…ううん、私もごめん」
EH「ったく(笑)」
KH「ヒョン泣いてたくせに」
EH「うーるーさーいーって…A？」
KH「…また泣いてるの(笑)？」
「うー…っ」
KH「泣きすぎだよ(笑)」
そんなに泣いたらほんっと干からびるけど？
大丈夫？
KH「…今日さ、A、皆に話しただろ？」
―――――
やっと落ち着いた彼女の元には、ファミリーたちがほぼ全員集まっていて、どれたけ彼女が愛されてるかを証明してた
HC「何のお咎めもナシってことかよ」
「彼女はとても反省し…それに、私のせいでもあるのに…」
ON「ヌナはほんと、優しすぎるよ…」
「私よりもまだまだ若いのに、私のせいで素敵な将来を無くしてほしくないから＾＾」
そんな彼女の笑顔に、皆は少し呆れたように笑って…
だけどもう何も言わなかった
彼女が無事で、見事に復帰して、
また笑顔が戻ったから
「本当にね、皆には…感謝しかありません。こんな私にいつも優しくしてくれて、助けてくれて…昔から変わらない皆に、いつもとても安心するの」
LT「Aも変わってないよ(笑)」
「(笑) …ジェジュンオッパがね、昔私を家族だって言ってくれた時」
JJ「…」
「ドンヘオッパが、大事な母国が二つもあるんだって言ってくれた時」
DH「＾＾」
「皆が私の名前を呼んでくれる時、まるで双子のように仲良く過ごす時、オッパやオンニとして守ってくれる時、本当の姉のように慕ってくれる時、嬉しいことがあると抱きしめてくれる時、大事な話を打ち明けてくれた時、一緒に食卓を囲む時、隣で歌ってくれる時、隣で…手を握ってくれる時」
最後に俺を見て、照れくさそうに笑った
「本当に素敵な家族だなって、そう思うの…
もう、何度言ったって伝えきれないくらい、ありがとう…
本当に愛してます
私の友だちであり、私の家族である皆さん…皆さんは私の愛する人です
本当に、ありがとう…愛してる
『愛してます』」
最後に最高の笑顔で伝えた、もう一つの母国の言葉には、本当に皆ジンときたと思う
本当に、皆が家族の絆を感じたと思う
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作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月12日 17時
