７７ KH ページ37
ったく…
ってもう一度彼女を見ると、これまた、
「ずびびっ」←
あーもう…
「きゅひょ、なぁ…」
KH「…ん」
照れくさいけど両手を広げると、
「きゅひょなぁ…っ」
真っ直ぐに俺の胸に飛び込んできたA
馬鹿…
遅いだろ？
もっと早くこうしてくれればよかったのに…
そんで俺も、もっと早くこうして守ってあげたかったよ
EH「うう…(泣)」
あ、忘れてた←
KH「とりあえず、座ろう？」
ぐずぐずと泣いてる彼女を真ん中に、三人で新しいソファに腰掛けた
KH「Aの前の部屋…だめになっちゃったろ…？」
そう、あのペンの子が荒らしてしまって傷ついた部屋
居場所だって多くの人にバレてしまったし、俺のほうが怖くてあんなところに住ませたくない
Aに怒って、気まずくて、だけど俺にも何かできないかなって考えたら…
あのレコーディング室が浮かんだんだ
KH「だから、Aがまた、新しい気持ちでスタートできる部屋を作れたらなって…」
「嬉しい、ほんとに…ほんとにありがとう、キュヒョナ」
KH「…ヒョンにも、手伝ってもらって…」
「オッパも？」
EH「キュヒョナが、『俺のセンスだとどうにもならないんで』って言うから」
KH「ちょっと、それを言うなって言ったじゃないですか///」
EH「え、あ、ごめん；」
「(笑) …それで、ヒョクオッパと？」
KH「…家具とか、デザインとか、俺よく分かんないから…」
EH「…でも、キュヒョナも一緒に選んだんだよ？このソファも、色はキュヒョナが」
ヒョン…
「そうなんだ、すごく素敵…」
見るとニコって笑ってるヒョン
まぁ、その…ヒョンとも仲直り、しなくちゃだったから…
ありがとうございます…
KH「あのクローゼットも開けてみて？」
大きなクローゼット、ソファを降りた彼女がゆっくり開けると、
「うわぁ…」
EH「それは、皆からだよ」
並べられた様々な洋服たち
密かに部屋を準備してたのに、どこからバレたのか(おそらくカンタヒョン)、聞きつけたファミリーたちが考えたプレゼント
ファッション大好きな彼女のために、それぞれが思い想いのプレゼント
「これ、キーだ！前に一緒に見てたし、あ、これは…オッパでしょ(笑)」
EH「バレた(笑) そっちの靴は全部ソシたちからだよ」
嬉しそうに手にとって眺める彼女が横に並べられたアクセサリーに気づく
「あれ、これ…」
チャンミンがプレゼントしたというアクセサリー
そしてその隣に、
「かわいい…」
いえす！！！！！←
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作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月12日 17時
