愛される彼女１１ (ページ18)

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６０ ~彼女が決めたこと~ LT ページ18

HC「見事にやられたな…ったくあいつは」

JJ「ほんっと意地っ張りだよね～こういうとこは！いつもは素直で可愛いのに～」

お酒を飲みながら大きなため息をつく二人と、その二人を苦笑いで見てる僕

YH「俺たちもスケジュールだよ」

ユノもかなり心配した顔だ

LT「無理だよ、ズレてたスケジュールも全員その日にするようにA自ら頼んだんだから」

HC「だからそれが気にくわないっつってんだろ！」

LT「僕にあたるなよ；」

そう、僕らが何も知らない間にAの復帰ニュースが流れていて、イェソンから「全員宿舎に集まるように」と偉そうにメールが来た時は驚いた

ジェジュンも、その日の撮影が終わってからAに報告されたらしい
「先に言うと絶対反対するでしょ？」と言われたらしい…そりゃあそうだ

そして問題なのはその日取り…

そのサイン会の日、Aの傍にいられるファミリーが一人もいないのだ

どのグループにもスケジュールが組まれていて、誰もその現場へ向かう事ができない

当初入っていなかったはずのSJの雑誌撮影も、きっとAが上に頼んで入れてもらったんだ

YH「うちはチャンミンが怒ってるけど…SJはどう？それこそドンへとか」

LT「…イェソンが珍しく怒ってさ」

JJ「え、イェソニヒョンが？」

HC「想像通り、ドンへが『なんで！？俺スケジュールずらしてもらうように頼む！』とか騒ぎ出してよ」

LT「そしたらイェソンが…」

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YS「おまえたちが騒いでどうする！これはAの復帰がかかってる大事な日だ！それも、Aが自分でやる！って決めたんだ。自分の力で自分を守りたいって、俺たちを守りたいって、そう決めてのことなんだ」

DH「だけど一人じゃ…」

YS「あいつは俺たちのことを忘れてるわけじゃない。ただ、俺たちに何かを返したいんだよ。皆のおかげで頑張れるって、そう伝えたいんだ…だから、その気持ちを無駄にするな」

ーーーー

LT「って…最後までドンへは泣いてたけど…Aが決めたことなら僕らは応援するしかないだろ？」

HC「はぁー…ったくめんどくせー妹だな」

JJ「でも大好きでしょ」

HC「…るせー」

YH「あははっ…でも、心配だよ、本当に」

LT「うん…」

JJ「安全性を考慮してるとは言ってるけど…何があるか分からないから…その時はすぐにかけつけよう」

YH「ああ、もちろん」

いい大人が、可愛い妹のために集まって…なんだか笑えるけれど(笑)

A、頑張れ

オッパたちが守るからな