３８ XM ページ40
随分と楽しんだ時間だったから、離れるのがもの凄く惜しくて…
「泊まって行く？」と、ヌナが提案してくれて、もの凄くそうしたかったんだけど、
XM「チャニョル…明日も朝からだろ」
朝早いから、ここからは行けなくって…
CY「ん…」
ぎゅうっとヌナを抱きしめて全然離れない
「…チャニョル」
ベッキョンが剥がそうとすると、
BH「あ…おい…」
CY「んー…」
チャニョルが泣いてるようで…
「ありがとうね、チャニョル…」
ヌナが埋もれるくらいの大きな背中を優しくさすって、ようやくチャニョルが離れた
CY「ヌナが、相変わらず可愛くって…感動しちゃって」
「(笑) 何言ってんの(笑)」
やっと笑ったチャニョルに、ヌナが優しく笑いかけて、もう一度ぎゅっと抱きしめた
それから一人一人、ハグをして
LA「また来るね」
「無理しないで」
LA「こんな貴重なレッスン受けられるなら毎日くるよ〜」
BH「ヌナ…頭なでなでしてあげる」
「前嫌だって言ってたのに(笑)」
BH「今日はなんか、ヌナが可愛いから特別(笑)！」
「(笑)」
KA「ヌナのせいで皆に笑われた」
「ぷはっ いいじゃん、いっつも格好いいことばっかしてるんだもん(笑)」
KA「今度ヌナにも躍らせるから」
「え〜(笑)」
CH「ヌナ！今度俺にもレッスンして〜」
「え〜そんないいもんじゃ…あ、でもジョンデの声でレコーディングはしたい！」
CH「やったー！楽しみにしてる！」
DO「僕もやりたい…」
「もちろん！う〜ギョンス可愛い！」
DO「わ、ヌナ恥ずかしいから…//」
ギョンスの頭をこれでもかと撫でたヌナの視線が、俺へとうつる
「ミンソク」
XM「ヌナ、今日は…ありがとうね」
「ん…？」
XM「皆、ヌナと過ごせて嬉しかったみたい」
「…ミンソク…あの…」
XM「ん？」
「…ありがと………」
XM「ううん…またすぐ来るよ」
「ん…」
ヌナが泣いたのを見たのは、初めて俺がアイスを一緒に買いに行ったあの日が初めて
ヌナが泣くと、胸の奥がすごく切なくなるよ
守ってあげなくちゃって、そう思う
俺たち皆、そう思ってるよ
XM「ヌナ、俺たち、また来るから」
「う、ん…」
XM「次はもうちょっと、面白いダンス考えとくから(笑)」
「…(笑) うん…期待、しとく(笑)」
ヌナの涙を拭って、一緒に笑った
帰りのエレベーターに乗って、
CY「ヌナが…笑ってくれてよかったね…」
その声に、全員泣きながら頷いた
ヌナ、あと少し…頑張って…
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作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月12日 17時
