３４ XM ページ36
CY「大体さ、なんで俺にもギター持って来させたの？っていうかほんとにヌナのとこ行くの？」
LA「も〜だまってついてきなよ〜ヌナも喜ぶし、チャニョルも喜ぶから〜あとで絶対僕に感謝することになるよ〜」
そう、たしかにこの数時間後、チャニョルはイーシンにもの凄く感謝することになる←
CH「やっぱりヌナのところに行くのは確定なんだ…で、どこに行くの？」
BH「っていうかヌナは今なにしてるの？俺ら行って平気？」
行けば分かる、というイーシンだけど…
XM「俺らなんにも分からない状態だしさ、知って行った方がまだ違うだろ？」
LA「…分かった…」
一週間前くらいに、イーシンは今から行くホテルに一人、呼び出されたらしい…
そしてヌナの周りで起きた出来事を、ヒチョルヒョンから説明されたとのことだ
DO「…そんなことが」
BH「ヌナは大丈夫なの？」
LA「不安で、夜もあんまり眠れてないってヒョンたちが話してた…まだ、写真もたくさん届くみたいだし…」
ジョンインとチャニョルは、話を聞き出したら泣き始めてた
二人とも相当ヌナっ子だしなぁ、心配でたまらないよな…そう思ってるのも、ここにいる皆そうだろうけど…
LA「今は、ヌナと仲の良いヒョンたちが交代でそばにいるみたい…僕らができるのは、ヌナを笑顔にしてあげることだと思うから…二人とも、向こういったら泣いちゃだめだよ〜？」
うんうんと、無言で頷く弟たちを見て、イーシンはにっこり笑った
「おや、今日も来たのかい？イーシンくん」
LA「はい〜今日はメンバーも一緒です」
とある有名ホテルの地下駐車場から入ろうとすると、怖そうな男性が二人くらい立ってて、イーシンが気軽に「こんにちは〜」とか話しかけたから驚いた；
なんだか仲良くなってるイーシンに続いて、俺たちもきちんとボディチェックを受けた
CY「ここにいるんだ…」
上がって行くエレベーターの表示を皆で眺めてたら、ぽつりとチャニョルが言った
CH「なんか……」
それだけオオゴトなんだろうな、って皆思ってるんだろう
CM「来ましたか、どうぞ」
ドアを開けてくれたチャンミニヒョンに一礼すると、促されたイーシンがスタスタと奥へと進む
何故だか緊張して来て、それでもその後をついてくと…
「あ！イーシン！今日も来てくれ……あ…」
俺たちに少し驚いてるヌナ
可愛い格好をしてるけど、その姿は少し痩せたみたいに見える
安心したのと申し訳ないのとで、泣きたくなるのを我慢した
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作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月12日 17時
