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DH「仲良いいんだ」
ユノヒョンと並んで歩いて、手を繋いで前を歩く二人を見た
YH「あー…最近仲良くなった、かな？」
DH「最近なの？」
ジェジュンヒョンとあんなに仲良さそうなのに…
YH「前もあってさ。所謂…いじめ…」
DH「え…」
前を歩く彼女の横顔は、さっき目が合った時とは違い、柔らかくヒョンに笑いかけている
YH「A、ハーフなんだ…日本との…」
DH「そうなの？家族は？」
YH「日本に」
DH「え！じゃあ俺らより寂しいじゃん！なのに…」
YH「でも、良く思わない子もいるんだ…そういうの…それに、彼女は女子練習生の中ではトップらしい」
DH「え！すごい！」
YH「だから嫉妬も余計にかうんだよ…大人しい子だし、まだ言葉も完璧ってわけじゃないし」
DH「そっか…」
JJ「どれがいいー？」
「あ、え、自分で…」
自販機の前でちょっとあわあわした彼女に、俺も駆け寄る
DH「俺がおごってあげる！」
「！」
あ、びっくりして、る？
DH「初めて話した記念！ね！」
JJ「話してないじゃん(笑)」
DH「こ、これから話すの〜！」
「…」
急に黙ってじーっと俺の顔を見るA
DH「ダメ、だった；？」
「…」
JJ「…だから言ったでしょ？」
DH「ん？」
ヒョンの言葉に、小さく頷いた彼女が、
「ありがとう、ございます」
ぎこちなく小さな声で言ったのが、たまらなく可愛かったのを覚えてる
Aはよくユノヒョンの後をぴったりくっついていた
「ダンス、かっこうよくって…やさしいし、せいぎかんがあります」
憧れてるらしい…
「おっぱも、かっこういいです」
にこっとAが俺に笑う
天使←
「うわあ」
JJ「またドンへが抱きついてる！」
「あはは」
JJ「…A？」
「！…」
DH「ん？」
JJ「何かあったろ？」
「オッパ…」
俺の前で笑っていた時は少しも悲しそうな顔なんて見せなかったのに、
JJ「大丈夫だから」
「ふっ…うう…」
ヒョンが頭を優しく撫で始めたら、ぽろぽろと涙を零し始めた
あとでジェジュンヒョンに聞いたら、またいじめにあっていたらしい…
加えて、家族に会えないことがストレスで、どうしようもない気持ちが溢れることがあるらしい
DH「ヒョンはどうして分かるの？あの子、あんまり顔に出さない風に見えるけど…」
JJ「うん？んー…なんとなくだよ…なんとなく、分かるんだ」
ヒョンは優しく笑った
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作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月12日 16時
